パーカーナガクビガメ
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パーカーナガクビガメ | |||||||||||||||||||||||||||
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分類 | |||||||||||||||||||||||||||
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学名 | |||||||||||||||||||||||||||
Macrochelodina parkeri (Rhodin & Mittermeier, 1976) |
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和名 | |||||||||||||||||||||||||||
パーカーナガクビガメ | |||||||||||||||||||||||||||
英名 | |||||||||||||||||||||||||||
Parker's snake-neck turtle |
パーカーナガクビガメ(Macrochelodina parkeri)は、爬虫綱カメ目曲頚亜目ヘビクビガメ科オオナガクビガメ属に分類されるカメ。
目次 |
[編集] 分布
インドネシア(ニューギニア島南部)、パプアニューギニア(ニューギニア島南部)
[編集] 形態
最大甲長27cm。オオナガクビガメ属では小型。
他のナガクビガメと違い幼体は頭部に白や黄色の虫食い状の斑紋が入り、斑紋は成長に伴い細かくなる。個体によっては頚部にも虫食い模様が入ったり背甲に放射状の模様が入ることがある。
頭部は大型で頚部は長くて丈夫。四肢には水掻きが発達する。縁甲板の縁は明色。腹甲には斑紋がない。
[編集] 生態
河川や湖沼に生息する。主に水中で暮らし、日光浴や産卵以外ではあまり陸に上がらない。乾季には泥の中で休眠を行う。
食性は肉食性で魚、両生類、昆虫、甲殻類、貝等を食べる。繁殖形態は卵生。
[編集] Status
- VULNERABLE (IUCN Red List)
[編集] 人間との関係
ペットとして飼育されることがあり、日本にも輸入されている。生息数が減少しているため野生個体は保護され、欧米や日本国内で繁殖された個体が流通している。
[編集] 参考文献
- 柴田弘紀 「ナガクビガメ総覧」『エクストラ・クリーパー』No.1、誠文堂新光社、2006年、42-45頁。
[編集] 関連項目
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