バニーガール (パチスロ)
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バニーガールは、1988年にオリンピアが開発・販売したA-Cタイプのパチスロ機である。
2号機時代となり、本機には従来のビッグ・レギュラーボーナスと共に、フルーツゲームと呼ばれる小役集中が搭載された。
フルーツゲームは5G・60Gと継続し、特に小役集中5G後の6G目・7G目に小役が揃うと60Gに当選した可能性が高く期待ができた。60G継続で約180枚のコインを増やしながらボーナスの抽選が受けられることで4号機のATシステムのようなものであった。
そして、この時代のボーナス当選告知には一部の機種でリーチ目が用いられたり、リールのスベリやレバー音の遅れなども存在したが、基本はホールに設置してあるパトランプの回転での察知が主であった(現在でもパトランプを設置するのはその頃の名残である)。ところが、本機では通常テンパイするはずの絵柄がテンパイしないズレ目によってのボーナス察知が可能である。ちなみに、通常時はリール制御上ハサミ打ちでの消化が望ましい。
当時、リーチ目搭載の機種においてもズレ目=ハズレ目であるものが殆どであり、ズレ目を軽視する人が多かった(というよりむしろ出目は気にならなかった)ので、このズレ目によるボーナス察知はそれまでのボーナス察知とは異色のものであり、この感覚にプレイヤーは酔いしれた。
そして、ボーナスとフルーツゲームが織り成す破壊力も去ることながら、打ち込み機を使用して注入されたモーニングの察知が容易だったことなどにより、当時大ヒットした。
バニーシリーズは、ここから始まりオリンピアの伝統シリーズの一つとなる。
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