ハンマーセッション!
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『ハンマーセッション! 』 (Hammer Session!) は、「週刊少年マガジン」で連載中(2006年11月現在)の漫画作品。
第1級詐欺師が中学校教師として学校を建て直すことをテーマとした作品である。原作は小金丸大和、漫画は棚橋なもしろ、原案協力は貴矢高康事務所。連載開始は2006年50号。
注意 : 以降に、作品の結末など核心部分が記述されています。
目次 |
[編集] あらすじ
主人公(本名不詳)は、医者・弁護士・国会議員などの高額所得者を狙い詐欺を働いていた第1級詐欺師。警察に逮捕され、長期刑特別刑務所である北関東刑務所(通称キタカン)へ収容されることになったが、護送中に護送車が事故に巻き込まれ、その時に同乗していたクリスチャン(本名不詳)と逃走する。逃亡先の山中の中学校で、偶然放火魔(蜂須賀悟郎)を取り押さえたが、彼は、翌日から同校で教鞭を取る予定の教師であった。校長は、この不祥事を隠蔽するため、詐欺師で脱走犯と知りながら主人公を蜂須賀悟郎名義の教師として雇い、荒れた学校の再建に乗り出していく。
[編集] 主な登場人物
- 蜂須賀悟郎(ニセ者)(はちすか ごろう)
- 第1級詐欺師で警察に逮捕されるも、運よく逃走し、逃亡先の中学校で放火魔を取り押さえ、また、詐欺師としての魅力を校長に魅入られたことから同校の教師となる。自分の脱走事件隠蔽のために蜂須賀悟郎を名乗っている。3年B組の担任で数学科の教師。本物の蜂須賀悟郎は東大理学部卒のため、学校では東大卒として振舞っている(実際のところは、勉強が全く出来ない)。脱走者であることが明るみにならないよう、本物の蜂須賀悟郎のアパートに居候させてもらっている。女性は苦手らしい。
- 今村昌平(偽名)(いまむら しょうへい)
- 前科10犯の犯罪者で、主人公と同じく護送車から逃走したクリスチャン。主人公とともに中学校で採用され、事務員をやっている。主人公と同じアパートに住んでいる。
- 坂本亨校長(さかもと とおる)
- 主人公らが勤める中学校の校長。同校の新任教師蜂須賀悟郎による学校放火事件を隠蔽するために、目撃者である詐欺師を蜂須賀悟郎名義の教師、クリスチャンを事務員として採用する。お金には困っていないようで主人公の月給を300万円にしようとしたこともある。
- 蜂須賀悟郎(本物)(はちすか ごろう)
- 東大理学部卒の新任教師。教育実習のときに生徒から陰口を叩かれたことから教師という立場に恐怖を覚え、始業式の前夜に学校へ放火する。しかし、その場を主人公に押さえられ、その後、学校放火事件を隠蔽するために主人公と同じ部屋に引きこもっている。趣味はフィギュア集めでロリコンの気質がある。風貌はメガネをかけたおたくっぽい人。主人公の授業のサポート用に、教室に7台のワイヤレスカメラと4本の高性能小型マイクを設置し、それを使って教室内の監視(覗き)をしている。
- 水城涼子(みずき りょうこ)
- 2年目の若手中学校教師で主人公の指導教員。教師とは思えない露出度の高い服装をしている。
- 佐野
- 3年B組の学級委員で元不良。不登校であったが主人公の説得により再び学校に通いはじめる。