ネオンサイン
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ネオンサイン(neon sign)はネオン管などを使用した看板、広告などのこと。実際にはネオンガスだけでは色が限られるためアルゴンガスを使ったものも併用される。
主に、都市部の人通りや交通量の多い、大規模駅周辺や幹線道路沿いのビルの屋上や外壁に設置される。
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[編集] 歴史
ネオンサインはフランスで開発されパリ万博で公開されたのが最初とされる。日本では東京の日比谷公園で最初に点灯された。近年、LEDなど新しい光源も登場し急速に普及しているが、色の鮮やかさ形状の自由さなどの利点でネオンサインもなお健在である。
[編集] 構造、色など
使用されるネオン管は直径8~15mm、長さ1.5mくらいのガラス管で、広告主の注文に応じてほぼ手作業による職人芸で、いろいろな形状に曲げられ作られる。管は透明なものと、各種の色を出すための蛍光塗料を内面に塗布した蛍光管がある。ネオンガスの場合、透明管では赤、蛍光管ではピンク、オレンジ色を、アルゴンガスの場合は透明管では青、蛍光管では、青、緑、紫、白などを出すことができる。なおアルゴン管では若干の水銀も加えられている。両端の電極に加えられる高電圧(6000~15000V)により発光する。
[編集] 用途
ネオンサインを使った看板、広告は企業の業種に限らず広く見られるが、とりわけパチンコ店や夜の歓楽街で使われることが多い。歓楽街の代名詞としてネオン街という言葉も使われる。
野外の広告や看板以外では、小型のものが室内のインテリアとして使われる場合もある。