ドキばぐ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
『ドキばぐ』は柴田亜美の漫画。 「週刊ファミ通」で連載中。 + #REDIRECT 柴田亜美
1995年、週刊ファミ通にて連載されていた『ジャングル少年ジャン』の番外編として、『ジャングル少年ジャン番外編ドッキンばぐばぐアニマル』というタイトルにて不定期連載でスタート、後に隔週連載となる。その後、エンターブレインがアスキーから独立。それを期にタイトルを省略し、『ドキばぐ』とした。現在は作者多忙のためか、月一(不定期)連載となっている。
目次 |
[編集] 内容
内容はゲームレポート漫画。家でゲームをプレイする様子、ゲーム会社への取材の様子、新作のゲームのパロディなどを描いている。しかしほとんどの場合、話がゲームとは関係ない方向に脱線する。また、他の漫画家のパロディを行う場合もある。
[編集] 主な登場人物
チップス小沢
- 担当編集。本名、小澤繁夫。普段はネコの姿で描かれている。漫画の中で「この漫画、実話なんですか?」と質問されるのがつらいと発言した事がある。
[編集] エピソード
- 『ジャングル少年ジャン』の番外編として始まったが、番外編の方が本編より長期連載となってしまった。今でも『ジャングル少年ジャン』再開を根強く望んでいるファンもいる。
- 浜村がファミ通内で連載しているコラムによれば、
-
- 作中ではアポなしでメーカーを訪問しているように描かれているが、実際は担当の小澤がちゃんと連絡を取っている。しかし、社内の休憩所の冷蔵庫を勝手にチェックするなどといった傍若無人ぶりは事実らしい。
- ゲーム業界での人気、知名度は高い。以前浜村と作者がバンプレストに取材に行った際、とあるブースで一人のバンプレスト社員が「ファンなんです。サインください。」と言うと、それを皮切りに「僕もファンです。」「私もなんです。」と次々とサインを求める人たちが集まり、ミニサイン会みたいになったという。
- 作者はこの連載により、ファミ通編集者もめったに会えないような大物クリエーターとも交流がある。特に仲が良いのが中裕司で、担当を含め、3人旅もしたことがある。また、数年前とあるレストランで開かれた作者の誕生日パーティーには、多数の著名なゲームクリエーターが参加した。その後、作者の自宅で二次会を開いたときには、中裕司、岡本吉起、小島秀夫、松野泰己らが参加し、一緒に「ファンタシースターオンライン」を楽しんだという。
- タヌキとネコのキャラクターで、数々のゲームにゲストキャラとして出演している。有名なゲームとしては、「真・女神転生デビルチルドレン」(初期の頃は柴田を「キツネのナマモノ」としていた)「零~赤い蝶~」などがある。
- 漫画の作中で、ゲームショーにて本作のグッズを作者と小澤が売りまわった際、Vジャンプの副編集長とドリームキャストマガジンの編集長(つまり他社の編集者)にグッズを買ってもらったと発言した事がある。(「実話です」と付け加えられていた。)
[編集] コミックス
- ジャングル少年ジャン番外編ドッキンばぐばぐアニマル 1巻~3巻
- ドキばぐ1・崖っぷちでハロー編
- ドキばぐ2・ヒゲ蟲ぶらりんしゃん編
- ドキばぐ3・緑のストーカー編
- ドキばぐ4・3年B組ヒゲ八先生編