ドイツ語会話
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ドイツ語会話(-ごかいわ)はNHK教育テレビで放送されている語学番組である。
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[編集] 放送時間
(2006年現在)
- 本放送 毎週水曜日23:30~23:55
- 再放送 毎週月曜日6:00~6:25
[編集] 各年度の内容
[編集] 2006年度
出演
進行は講師の保阪先生は行わず、アシスタントのクリスとLIZAが行っている。
番組前半の15分間は前半3ヶ月、後半3ヶ月で違う内容となっている。 前半3ヶ月は「3ヶ月で学べる旅行会話」。ドイツFIFAワールドカップを前にした時期だったため、 ナターシャ長岡がドイツ各地で、旅行に使えるフレーズを使う「ドイツ・レポート」を題材としている。 後半3ヶ月は「みなみの乗馬留学」。主人公みなみが短期乗馬留学する設定のミニドラマを題材としている。
共通コーナーとして、講師の保阪先生とドイツ人ネイティブが語り合う「ドイツ語のつぼ」などがある。
10月からは、一部編集されてはいるものの再放送となっている(オープニングのFIFAワールドカップ関連の会話などが対象)。
番組後半10分間は、4月から6月はドイツワールドカップにちなみ、「ドイツ・サッカー」の コーナーと、ドイツ語の歌を覚えて歌うコーナーがあった。 7月からは、「翼をもった文化」としてデザインや、ドイツで活躍する日本人の紹介、インタビュー、 音楽事情紹介などが週替わりで構成されていた。 10月からは、前半に「一歩先へ」という中級者向けのコーナーが新しく始まり、クリスとLIZAが進行しているが、今年度初めて講師とのやりとりが行われている。続いて「翼をもった文化」が放送されている。
[編集] 2005年度
出演
- 講師:相澤啓一(筑波大学助教授)
- アシスタント
- 長岡ナターシャ
- MC
- マティアス・ヘニングス
- レーナ・フリッチュ
- バリエーション(Bienenstich-Kabarett)
- マックス・ザインシュ
- ダニエラ・ディールカー
- ゲオルグ・ニコライ=ゼーバー
- 文化コーナー
進行は、MC役のマティアスとレーナが行う。前半15分は、スキット「ナターシャズ・インタビュー」で学習し、 解説が入り、MCのトークやマックス、ダニエラ、ゲオルグの3名による途中3回のバリエーションコーナーがある。
後半10分は文化コーナー。インタビューのほか、毎月第1週には前期は伊達公子のドイツ文化を体験、後期は以前生徒役だったペナルティによる「ペナルティが行くドイツ・ワールドカップへの旅」、第2週は裁判ドラマ、第3週はドイツ年レポートなどがあった。
[編集] 2004年度
出演
- 講師:相澤啓一(筑波大学助教授)
- ネイティブ講師
- 長岡ナターシャ
- マックス・ザインシュ
- 「ナターシャのドイツ語塾」スキット出演
- 小崎友里衣(2004年夏に「ともさと衣」に芸名変更)
- 長岡ナターシャ
- ほか、ドイツ語ネイティブスピーカーが多数出演
- 生徒:ペナルティ(ヒデ、ワッキー)
- 文化コーナー
- ナタリー・ノイマン
- ベッティーナ・オルトマン
- クリストフ・ヘンドリックス
- シュテファン・ブーヘンベルガー(料理コーナー)
オープニングでは、生徒役のペナルティが、ドイツ語やドイツ文化に関連するコントをおこなっていた。講師の相澤先生がコントに登場することも多かった。
基本編はまず「ナターシャのドイツ語塾」として、教室を模したスタジオで長岡ナターシャが先生役・ペナルティの2人が生徒役となり、ドイツ旅行を題材にしたスキットを使い、「25 Grund-Sätze(25の基本表現)」として各週1つずつドイツ語の基本表現を学習。また「マックスの単語道場」として、マックス・ザインシュとペナルティとの寸劇形式で語彙力の向上を目指していた。「ナターシャのドイツ語塾」「マックスの単語道場」は6ヶ月の講座で、10月-3月には4月-9月の講座を再放送した。
基本編の最後には、その回の放送での学習内容を受けて、ペナルティがまとめのコントをおこなっていた。
この年は基本編は2本立てで、「ピポの大冒険(Pipos Abenteuer)」として、火星の王子ピポとドイツの女の子ティナのやりとりという設定のアニメスキットを使い、文法項目を中心に学習するコーナーも放送された。「ピポの大冒険」の部分は通年放送で、2003年度のスキットを再放送して解説を再構成していた。
応用部分は、文化コーナー(apropos Kurtur!)として放送。各分野で活躍しているドイツ語圏の人へのインタビューや、ドイツ料理のコーナーなどを放送。文化コーナーは基本的にドイツ語での放送で、日本語の字幕・テキストに日独対訳がつき、中級者以上の学習に役立つ構成を図っていた。