デヴィッド・シーモア
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デヴィッド・シーモア(David Seymour,1911年11月20日 - 1956年11月10日)はポーランドのワルシャワ出身の写真家である。ニックネームはシム(Chim)。本名はダヴィト・シミン David Szymin。ワルシャワの美術学校、パリのソルボンヌ大学で学び、在学中に写真に目覚めた。
スペイン内戦などを取材。彼の写真は、戦時下の虐げられ一般の人々、特に子供たちに焦点を当てていることで有名。
1940年にニューヨークに移り、第二次世界大戦中はアメリカ軍に写真家として従軍した。1942年にアメリカの市民権を取得。
1947年にロバート・キャパやアンリ・カルティエ=ブレッソンらと共にマグナム・フォトの設立に携わった。1954年のキャパの死後は会長も務めたが、1956年、スエズ運河付近を取材中にエジプト軍の銃弾に倒れた。