デキウス
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
デキウス・メッシウス・クィントゥス・トラヤヌス・デキウス(Gaius Messius Quintus Trajanus Decius, 201年 - 251年7月1日)はローマ皇帝(249年 - 251年)。
下パンノニアの生まれ。
245年に皇帝フィリップス・アラブスによりドナウ川駐留軍の指揮官として認められた。
皇帝在任中はゴート族に対抗する作戦に従事した。ローマの古代の宗教を復興しようとし、キリスト教徒に組織的な弾圧を加えた。251年、ゴート族によって殺害された。
先代皇帝: フィリップス・アラブス (244年 - 249年) |
ローマ皇帝一覧 | 次代皇帝: トレボニアヌス (251年 - 253年) |