ディジタルマッピング
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ディジタルマッピングとは、国土交通省公共測量作業規程第283条に基づき、地図情報をデジタル形式で測定し、数値地形図を構築する作業のことをいう。作成された数値地形図のデータファイルは、体系的に整理され、「DMデータファイル」という。
DMデータファイルは、測量成果の電子納品の標準データ形式であり、1図郭を1ファイルにデータ保管するよう決められている。
DMデータファイルはGISアプリケーション等で表示させるが、そのまま読み込み表示できるアプリケーションは少ない。 通常はアプリケーションが読み込めるファイル形式に変換して使用する。
なお、国土地理院からは、主に地方公共団体に対し、地域に密着した詳細な地理情報であるDMデータファイルを誰もが利活用できるよう電子国土の背景データとして発信(又は国土地理院から代理発信)するよう呼びかけている。