ダイハツ・クオーレ
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クオーレ (Cuore) は、ダイハツ工業の軽自動車である。
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[編集] 歴史
[編集] 初代(1977年-1980年)
1977年に「マックスクオーレ」として登場。詳しくは「フェロー」を参照。
[編集] 2代目(1980年-1985年)
1980年にフルモデルチェンジを受け、独立したモデルとして「クオーレ」となる。この時に商用モデルの姉妹車「ミラクオーレ (Mira Cuore) 」が誕生する。
ミラクオーレは商用車(軽ボンネットバン)である故に物品税が免除される事もあって、乗用モデルのクオーレより遙かに上の台数を販売する事になる。
[編集] 3代目(1985年-1989年)
1985年にフルモデルチェンジを受け直列3気筒SOHCエンジンとターボエンジンが搭載される。この時からミラは商用版の姉妹車としてラインアップから外れる事になる。販売に関しては、一部税金免除がある商用車であるミラに主役の座を奪われてしまい、ミラとの差別化の意味で内装面を大幅に高級化した最上級モデルの「グラン」が追加される。
1989年、税制度改正で物品税の廃止に伴い商用車の利点が減った事で「クオーレ」のネームをすでに軽自動車の代名詞となっていた「ミラ」に統一することとなったが、既に翌年に660cc化と同時のフルモデルチェンジを予定していたため、この間は「クオーレ」を存続することになった。「ミラ」にあわせて、最後のマイナーチェンジが行われ、「ミラ」で人気のあった「パルコ」シリーズが、4人乗り用途の要望にこたえるため「クオーレ」にも追加された。
[編集] 現在の状況
現在では、ミラの車体に1000ccエンジンを載せた海外モデルが「クオーレ」を名乗っている。