セイント・ビースト
出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』
『セイント・ビースト～聖獣降臨編～』とは、青年と12人の守護天使の生活を描いた『天使のしっぽ』に登場した脇役「四聖獣」を主役に据えた女性向けのアニメ作品。2003年5月から6月に放送された。全6話。
目次 |
[編集] 経緯
『天使のしっぽ』に敵キャラとして登場したのが四聖獣の始まりである。
その後、彼らを主人公に据えた天使のしっぽ番外編的なドラマCDが発売され（ルカとユダもその時に初登場となった）、それを踏み台にオリジナル設定の作品セイント・ビーストの展開が始まった。その際にキャラクター原案を天使のしっぽで絵師として参加していたあさぎ桜が担当する事になり、一部のキャラで別人に近い顔立ちになったものもあった。展開が進むにつれて新キャラも増えて行った。
やがてTVアニメやOVA等が多数制作され、イベントも多数開催される。現在では原型となった天使のしっぽより長期の展開となっている。
余談だが、天使のしっぽDVD版に収録の毒・天使のしっぽと同じノリで、みずたにまみこデザインによる「毒・セイント・ビースト」的なパロディアニメがTV版の劇中で流れている（ガイが大ファンのようだ）。
[編集] あらすじ
人界に降り立った守護天使たちが行方不明になった。そこで女神は、四聖獣に行方を捜してくれるよう頼む。そして四聖獣が守護天使を捜し、邪悪な影の正体を探す。
[編集] キャラクター
[編集] メインキャラクター
四聖獣のモチーフに関しては四神を参照。
- 青龍のゴウ
- 四聖獣のリーダー的存在。地上年齢で22歳。身長は185センチ、体重は68キロ。左右両目の色が赤と青と色が違うオッドアイ。
- 頼れる兄貴分だが短気な一面があり、ボディペインティングをされて怒るシーンもある。修行するときはよく木を2，3本なぎ倒さないと気がすまない。体の長い生物を司るのでうなぎなどは食べられない。見かけによらず甘党。
- 属性は火。天変地異を操る能力を持つ。獣神具は青龍の剣を持っている。必殺技はファイヤービーム。
- 玄武のシン
- 四聖獣の参謀的存在。地上年齢で21歳。身長は177センチ、体重は58キロ。翡翠色の長めの髪を白いリボン（ユダの手作り）で後ろで結んでいる。メガネを着用している（戦闘時ははずしている）。
- 優しさと冷たさを持ち合わせており、信じた者にはどこまでもついていこうとする一途さがあるが、逆に相容れないとそっけない。不器用で、ドジっ子属性でもある。水棲動物を司る神で、中でも亀がお気に入りでありピエール（櫻井孝宏の命名）という名前の亀がいる。料理下手で彼の料理は凄まじい味らしい。
- 属性は風。過去・現在・未来を操る力を持つが、体力の消耗が著しく天使としての能力が一時的に無くなる為に滅多な事では使わない。獣神具は玄武の盾を持っている。必殺技はウインドアロー。
- 朱雀のレイ
- 四聖獣の家事担当。地上年齢は20歳。身長は178センチ、体重は56キロ。一見すると女性的な印象を与える容姿で藤色の美しい長髪を持ち、赤いティアラをつけている。
- 神経質で少し気難しいタイプ。時折子供っぽい振る舞いをすることもあるが、敵と見定めた相手はとことん追い詰める非情な一面も持っている。外見に似つかわしく家事が得意。ルカ同様、自由に飛べる翼を持つ。鳥類を司る存在なので、フライドチキンを食べたがるガイとはケンカが絶えない。
- 属性は水。精神を操る能力を持つ。獣神具は朱雀の羽の矢を撃つ弓を持っている。必殺技はアイスブレイド。
- 白虎のガイ
- 四聖獣の末っ子的な存在。地上年齢で19歳。身長は170センチ、体重は53キロ。ベビーフェイスで幼い印象があり、元気で明るく無邪気だが、少々粗い。本当は誰よりも繊細で、傷つきやすい。
- 興奮するとキバがのびる。このキバは人間を天使に変えてしまう力があるらしい。風牙のマヤとは年齢が近いためか、仲がいい。陸上動物の神様なので、牛・豚肉を口にすることができない。そのため好物がフライドチキン。鳥類の神様であるレイとはこのことでよくケンカする。
- 属性は地。物理的な力を操る能力を持つ。獣神具は白虎の鎧を持っている。必殺技はアースクエイク。
- 麒麟のユダ
- 六聖獣の長。地上年齢で24歳。身長は185センチ。体重は66キロ。
- 冷徹でなにものにも動じない強さと、気高さを持つ。同士や心を傾けた相手には深い愛情と激しい執着心をみせる。本人は平等に愛情を注いでいるつもりだが、どこからどう見てもシンを贔屓しているようにしか見えない。玄武のシンに手を上げると命の保障は無い。
- 属性は光。宇宙（時空間）を操る能力を持つ。口唇に六聖獣唯一の癒しの力を宿す（実際この力はシンのみに使っている事などから、明らかにシン贔屓なのが良く分かる）。必殺技はコスモメナス。
- 鳳凰のルカ
- ユダの親友。地上年齢で23歳。身長は180センチ。体重は62キロ。
- 寡黙だが内面は感情豊かで信念を貫くタイプ。自分よりも他人を案じる思いやりと優しさを持つ。表で活躍するというより、裏方に徹するタイプ。レイと同じく鳥類を統べる神様。ユダとは対極に位置するが、互いに信頼しあっている間柄。額にターバンを巻いているが、これは額に刻まれた刻印を隠すため。額の刻印は彼の記憶を封じているもので、封じられた記憶は第８巻、第９巻で判明する。
- 属性は闇。光と闇を操る能力を持つ。指先で心を読む力を持ち、人に触れるだけで心が読める。必殺技はブリリアントシャドー。
- 流星のキラ
- 人間と天使の間に生まれたハーフ。地上年齢で18歳。身長は179センチ。体重は60キロ。マヤの兄。
- 弟のマヤと共に行方不明の母親を捜して人間界に降り立つ。元六聖獣候補で、ゴウたちに劣らない実力を持っているが、母親捜しのために候補を降りた。父は堕天使ルシファー。
- 服装からしてサディスティックでエゴイスト。夢に入り込んで操作する能力を持ち、無口で他人からの干渉を嫌う、などと書かれているが、本当は弟思いの優しい兄。尊敬している相手には敬語を使うなど、一応礼儀はわきまえている。何故だかレイをからかうことが多い。
- 属性は陰。必殺技はなし。愛用の得物は鞭で腕前は達人クラスらしい。
- 風牙のマヤ
- 人間と天使の間に生まれたハーフ。地上年齢で17歳。身長は168センチ。体重は48キロ。キラの弟。
- 幼い頃は兄のキラと共にゼウスの神殿で暮らしていたことがあったが兄と共に母を捜すため、地上へと降り立つ。
- 四聖獣の中で同年代のガイと仲がよく、二人でいたずらをすることが多い。無邪気で甘えっ子ではあるが、感受性が豊かで些細なことにも敏感に反応し、泣いてしまうことが多い。
- 属性は陽。身体を持たぬ魂を操る能力を持つ。その力を悪用して、ゴウの腹にボディペインティングをして遊ぶ事も。必殺技はなし。
- なお、キラとマヤの冠名は誰がつけたかは今のところ詳細は不明とされている。
- 陽炎のシヴァ
- 元六聖獣候補。地上年齢で20歳。身長は175センチ。体重は55キロ。
- わがままで自己中心的だが、本当は誰よりも寂しがりやで愛情深くもあるのだが、嫉妬深く、他者を妬む傾向がある。ユダを慕うあまり、ユダと親しいシンを憎む。素直になれないせいで心をねじ曲げてしまう。初期はよく木陰から現れたり、人を見ているため、木陰のシヴァと呼ばれる事も。
- 属性はルカと同じく闇。短い時間だが、他の者に触ることで、触った相手に変身できる能力を持つ。必殺技はなし。
- アニメ版・ドラマCD版と、唯一服が違うキャラ。なお、彼の冠名「陽炎」は一般公募で選ばれた名前。
- 神官パンドラ
- ゼウスに付き従う神官長。地上年齢で19歳。身長は172センチ。体重は49キロ。パールという分身をつれている。おかっぱ頭でどちらかというと女性的な印象を与える。
- プライドが高く、知的で策略家だが、根は優しい。神と天使を最も優れたものだと信じ、人間を嫌う。ゼウスの寵愛を得ようとするあまり、己を見失うことがある。彼に言われたことに対して反論するとキレるので、逆切れのパンドラなどと噂される。過去の自分に似ているシヴァを気に入っている。
- 属性は水。近くにいることで、特定の者のスキルをアップできる能力と、パンドラの目を見ることで相手を眠りへと誘う催眠の能力を持つ。
- 大神ゼウス
- 天界を統べる神。地上年齢、身長、体重は不明。錫杖を持っている。
- 振る舞いは傲慢非道で身勝手なことこの上ない。生きとし生けるものすべてを自分の意のままに支配し、気に入らないものがあれば見せしめという大義名分のもと、容赦なく消してしまう。
- 本質は気高くて慈悲深いのだが、遙か昔にあった出来事により、崇高な精神を捨て去り、現在は我欲にとらわれてしまっている。何故かユダを気に入っている。
- 神官カサンドラ
- ゼウスに仕える副神官長。地上年齢で21歳。身長は171センチ。体重は53キロ。肩にかかるくらい長い前髪が特徴。
- 柔和な顔立ちとは裏腹にきっつい性格。負けず嫌いな性格で、言動は皮肉な部分もあるが、優しい一面も持っている。たれ目と言われると激怒する。パンドラをライバル視して、いずれはパンドラに取って代わろうとその機会を虎視眈々と狙っている。しかし、たまにパンドラと手を組むこともある。
- 属性は火。物質を浮遊させる能力を持つ。
- 堕天使ルシファー
- キラとマヤの実の父親。地上年齢で29歳。身長は188センチ。体重は69キロ。黒鳥の翼のような漆黒の髪が特徴。
- したたかで計算高いところもあるが、細やかな愛情の持ち主。うちには激しい情熱を秘めている。信念を持って邁進するタイプ。以前はゼウスの側に仕えていたが後に天界を追われ堕天使となり、地獄を築く。何が原因でゼウスに追放されたかは、現在のところ明らかになっていない。
- 金狼（きんろう）のカムイ
- 狼を率いている男性。地上年齢は不明。身長は183センチ。体重は68キロ。普段は金色の毛並みをした狼に姿をして、仲間の狼たちの群れをまとめているが、満月の夜にだけ人間の姿に変わる。
- 責任感が強く、愛したものを守るためなら、自身の命すら顧みないタイプ。無愛想でそっけないが、人を思いやる気持ちは深い。狼ゆえか、暗闇に強く、身軽で、感覚が優れている。
- ドラマCD第２巻でゼウスの命を受けたユダと戦い、敗れて消えていくが、第７巻でタケルの秘術により再びユダと合間見える。現在はタケルと共にルシファーのいる地獄へ送られる。
- 属性は火。必殺技はルナティックミスト。
- 巫覡（かんなぎ）のタケル
- 地上界で母と共に暮らしている人間の青年。年齢は18歳（六聖獣と出会ったときの年齢）身長は175センチ。体重は58キロ。
- 予知能力があったため、母と共に地上にある東の小国でシャーマンをしていた。しかし、ゼウスの命令で地上へ降臨したカサンドラに母を殺され、怒りのあまりに伝授されたばかりの秘術でカムイを召喚し、ユダと戦う。現在はカムイと共に、ルシファーのいる地獄へ送られる。
- 属性は地。攻撃技は召喚。
[編集] 天使のしっぽ関連キャラ（「セイント」TVアニメ版に登場）
- 女神ユキ（ヘビのユキ）
- 天使のしっぽではゴウの花嫁候補と言う設定で（この設定はこの作品では消滅）、この作品ではメガミとして四聖獣に指令を与える立場に。付き人的な守護天使としてピンキーがいる。ゴウに対して少し気になる素振りを見せる。
- アユミ（カメのアユミ）
- 天使のしっぽではシンの花嫁候補と言う設定。その当時から既に相思相愛の素振りを見せる。TV版第5話ではそれを知ったシヴァがアユミに化けてシンを罠にはめる（その一部始終を目撃したユダの逆鱗に触れてシヴァは封印される）。
- ツバサ（インコのツバサ）
- 天使のしっぽではレイの花嫁候補と言う設定だったが、デリカシーの無さの為にレイをビンタするに至った。この作品ではその事は無かった事となり、知り合い同士として会話する関係に。
- タマミ（ネコのタマミ）
- 天使のしっぽではガイの花嫁候補と言う設定だったが、その当時からお互い相手に対しては余りいい感情を抱いていなかった。この作品では近所の幼馴染関係と言う感じに。
[編集] TV版オリジナルキャラ
- ピンキー
- ユキの付き人的な幼い守護天使。ちょっと毒舌家。イベントでは場内アナウンスで登場した事もある。このキャラをもじったポンキーもイベントで登場してファンの反響を呼ぶ。
- 白蛇のナツキ
- TV版第1話に登場の守護天使。人間界で平和に暮らしていた彼女だったが、謎の力で洗脳されて四聖獣に襲い掛かる。戦いの末に彼女は絶命する。
- ハヤブサのヒロ
- TV版第3話に登場の守護天使。純粋な心の持ち主だが、主人に死なれた孤独感の余り、禁断の地で前世の力を呼び戻し、その力に飲みこまれてしまう。朱雀のレイに戦いを仕掛けるが、力尽きて絶命。
- バンビのリオ&ミオ
- TV版第4話に登場の守護天使。幼い双子の姉妹。シヴァの策略でリオが洗脳され、ミオとその場に立ち会っていたガイとマヤを攻撃する。シンの時間を戻す力でリオの洗脳は無事解ける。
[編集] スタッフ
- 原作：有栖川ケイ
- イラスト原案：あさぎ桜
- 企画：六月十三
- シナリオ：田村竜・杉浦真夕
- 総作画監督：佐々木敏子（「毒・セイント・ビースト」パート：みずたにまみこ）
- 監督：小坂春女
- 放送期間：2003年5月～2003年6月
- 放送局：キッズステーション
- アニメーション制作：東京キッズ
- 製作：ワンダーファーム
[編集] キャスト
キャラクター：声優
- 青龍のゴウ：森川智之
- 玄武のシン：櫻井孝宏
- 朱雀のレイ：宮田幸季
- 白虎のガイ：吉野裕行
- 麒麟のユダ：石田彰
- 鳳凰のルカ：緑川光
- 流星のキラ：杉田智和
- 風牙のマヤ：鈴村健一
- 陽炎のシヴァ：鳥海浩輔
- 神官パンドラ：福山潤
- パール：鈴木達央
- 神官カサンドラ：甲斐田ゆき
- 神官イサドラ：谷山紀章
- ゼウス：金丸淳一
- 金狼のカムイ：平田広明
- 巫覡のタケル：浪川大輔
- トキ：横尾まり
- ピンキー：森永理科
- 白蛇のナツキ：長沢美樹
- ハヤブサのヒロ：堀内賢雄
- バンビのリオ&ミオ：清水愛・釘宮理恵
- ルシファー：速水奨
- 聖者：井上和彦
- 上位天使サキ：寺島拓篤
- クロノス：小西克幸
[編集] セイント・ビーストOthers
[編集] 経緯
- セイント・ビーストから派生した外伝的作品、本編とリンクしており六聖獣たちがまだ天界にいた頃、地上の大陸にあるフォルトナ村で起こっていた出来事を中心に描かれる。また六聖獣たちもストーリーの中に登場する。
[編集] あらすじ
- フォルトナ村に住む医者見習いの少年・ユリウスと盲目の実兄・オーディンはフォルトナ村に住む良き仲間達に囲まれながら平和に暮らしていた。ある日傷だらけのシャーマンの青年・ミュウと助けた事からユリウス達の運命が変わる…。それは村に忍び寄る闇が近づいている事を密かに暗示していたからだった。
[編集] メインキャラクター
- ユリウス・ロウ
- Othersの主人公、年齢は18歳。身長は172センチ、体重は55キロ。2歳の時に兄と共にフォルトナ村にやって来る。現在は村の医者であるジョエルのもとで兄の目を治す為医者見習いとして仕事をしている。正義感が強い性格で頑固なところもあるが優しく思いやりがある為、誰からも愛される少年。
- オーディン・ロウ
- ユリウスの実兄、年齢は24歳。身長は179センチ、体重は58キロ。幼い時に視力を失うも他の感覚は鋭い。竪琴が得意でその美しい演奏はフォルトナ村の人間の心を癒している。
- ピラト
- フォルトナ村の若き指導者、年齢は30歳前後。若いながらも的確な判断力と洞察力と兼ね備え、統率力があるので、村人からの信頼を得ている。
- ジョエル
- フォルトナ村の名医、年齢は45歳。ユリウスはジョエルのもとで仕事をしている。発送が柔軟で温厚な人物の為、村人からも慕われている。
- ミュウ
- シャーマンの青年、年齢は22歳。傷だらけで倒れていた所をジョエルとユリウスに救われる。ストーリーの鍵を握る人物の一人で、ミュウを救った事によりユリウス達の運命が大きく変わる事になる。
- マリエンヌ
- フォルトナ村に住む少女、年齢は18歳。ユリウスのことが好きなのだが、負担になってはいけないと思い、その思いを隠している。
- カナン
- マリアンヌの実弟、年齢は13歳。ユリウスの事を慕っている。
- アレフ
- フォルトナ村の長老、年齢は不詳。生まれも育ちもフォルトナ村で長きに渡って村を支えてきた人物。現在は半隠居の身で実験の半分をピラトに譲っている。
- ガブリエル
- ルシファーの配下で堕天使、新月の夜に地上に現れ暗躍している。
[編集] キャスト
キャラクター：声優
- ユリウス・ロウ：野島健児
- オーディン・ロウ：千葉進歩
- ピラト：小山力也
- ジョエル：小杉十郎太
- ミュウ：鈴木千尋
- マリエンヌ：斎藤千和
- カナン：水島大宙
- アレフ：納谷六朗
- ガブリエル：平川大輔
- ルシファー：速水奨
- 青龍のゴウ：森川智之
- 玄武のシン：櫻井孝宏
- 朱雀のレイ：宮田幸季
- 白虎のガイ：吉野裕行
- 麒麟のユダ：石田彰
- 鳳凰のルカ：緑川光
[編集] メディア
- ドラマCD『セイント・ビースト』全9巻
- ドラマCD『セイント・ビースト 悠久の章～楽園喪失～』全3巻
- ドラマCD『セイント・ビースト Others』全3巻(1：光と闇 2：闇と運命 3：運命と希望)
- ドラマCD『セイント・ビースト 恩讐の章～聖獣封印～』全3巻(2006年9月から第一巻が発売予定)
