スカンジナビア山脈
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スカンジナビア山脈(スカンジナビアさんみゃく)は、スカンディナヴィア半島を縦貫する山脈であり、スウェーデン、ノルウェー、一部がフィンランドの領土を走る。高緯度に位置するため万年雪や氷河地形が非常に多い。また山脈は西の海岸部のすぐ近くまで迫っており、その海岸はフィヨルドが発達している。山脈は南に下るほど発達しており、ノルウェー南部のヨトゥへイム高原がもっとも険しい。山脈最高峰ガルヘピゲン山 (2470m) 、グリッテルチン山 (2470m)は高原の中央部に並ぶ。ノルウェーの最高峰でもある。
スカンジナビア山脈、特に山脈西部はシルル紀にカレドニア変動帯として形成されており、グリーンランド東端部と同じ地質帯に属する。