ジョーイ・スタイルズ
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ジョーイ・スタイルズ(Joey Styles)のステージネームで活動するジョセフ・ボンジグノール(Joseph Bonsignore、1971年7月14日 - )は、アメリカのプロレス解説者、アナウンサー、プロモーター。WWEのECWブランド所属。
[編集] 経歴
解説者としてのデビューは1993年である。スタイルズが一躍注目を集める事となったのが、1997年から担当したECWでの解説である。そのときに連呼した『OH, MY GOD!』のフレーズは、後にスタイルズの解説を代表するフレーズとなった。
2001年にECWが崩壊した際にはWWEへは移籍せず、インディ団体の解説者やHPの運営、また自らハードコア・ホームカミングなどの興行を行った。
2005年6月12日に行われたECW ワン・ナイト・スタンドにてミック・フォーリーと共にPPVの解説を担当。この興行でWWEと関係を持ち、同年10月以降RAW解説者のジム・ロスが病気治療のために番組を離脱する際に、解説者に抜擢された。 レッスルマニアでの解説を望んでいたとされるが、2006年のレッスルマニアのメイン解説者はジム・ロスが担当し、スタイルズはエッジ対ミック・フォーリーの試合で途中から解説を行っただけであった。時間は僅かではあったが、レッスルマニアで解説を行えたことを喜んでいる、と後にインタビューで語っている。
2006年4月に入り、WWEがECWを復活させるにあたり、ECWのメイン解説者となる。それに先立ち、同年5月1日のRAWにおいて、WWEの根底であるスポーツエンターテイメントを否定するコメントを番組内で発してRAW解説者を降板している。但しこの行動はシュートではなくワークであり、ECWをWWEにおいてヒールとするアングル展開のための布石であるとされている。