コレクトコール
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コレクトコール (英: collect call) は、通話料金を着信者に負担してもらうための、電話サービスである。
外出先などの公衆電話などから、特に遠距離にある会社や自宅などに通話する場合に利用されることが多い。
必要の都度利用するサービスであり、常時通話料金を着信者が負担する電話サービスであるフリーダイヤルとは異なる。
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[編集] 日本でのサービス
[編集] 国内通話
106番にダイヤルするオペレータ経由のコレクトコールは1980年に、108番にダイヤルする自動コレクトコールは1996年開始された。
国内電話の場合は、次の2つの電話番号を使う方法がある。
[編集] オペレータ経由のコレクトコール
106番にダイヤルし、交換手(オペレータ)を呼び出して、オペレータが電話口に出たら、目的の電話番号を告げる。すると、オペレータは目的の電話番号へ電話をかけて料金負担の可否を確認し、承諾が得られれば通話が可能になる。人間が介在するため着信者に課せられる料金は高めに設定されており、時間帯や休日割引は一切ない。
[編集] 自動コレクトコール
108番にダイヤルし、音声ガイダンスに従って、目的の電話番号をDTMF音(トーン信号)でダイヤルする。すると、交換機は目的の電話番号へ電話をかけて料金負担の可否を確認し、承諾が得られれば通話が可能になる。通常の通話料金(時間帯や休日割引あり)に加え、接続料として90円(消費税抜き)が着信者に課せられる。
- 利用方法
- 108にダイヤルする。
- 相手先の電話番号を市外局番からダイヤルし、最後に#を押す。
- 自分の氏名を口頭で名乗る。
- その後通話先の呼び出しが始まり、相手側が料金の支払いに同意すれば接続開始、同意できないもしくは約1分半呼び出しても電話に出ない場合はそのまま通話終了となる。
[編集] 国際通話
KDDIを利用する場合は、0051をダイヤルしてオペレータを呼び出し、相手の電話番号とコレクトコールで接続することを伝える。