ゲイリー・シェフィールド

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**ゲイリー・シェフィールド**
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守備位置	右翼手
所属球団	デトロイト・タイガース
背番号
日本でのキャリア	なし
アメリカでのキャリア	1988-
誕生日	1968年11月18日
身長	183 cm
体重	97.5 kg
打席	右
投球	右
出身校	N/A
年俸	$10,756,171(2006年)
出身地	フロリダ州タンパ
前所属球団	ニューヨーク・ヤンキース
MLBデビュー年	1988年9月3日
ニックネーム	シェフ
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ゲイリー・シェフィールド（Gary Antonian Sheffield, 1968年 11月18日 - ）はアメリカメジャーリーグ、デトロイト・タイガースの外野手。強肩ではあるが、左肩の故障のために指名打者、一塁手として出場することもしばしば。

[編集] プレースタイル

バットを前後に絶え間なく振る、非常に独特なタイミングの取り方をする。そのヘッドスピードはメジャー最速ともいわれている。強引なだけでなく、場面によっては流し打ったりもする柔軟さも併せ持つ。

[編集] 野球以外での特徴

球場外での歯に衣着せぬコメントで有名ある。結婚する前に比べればずいぶん丸くなったと言われてはいるが、それでもいまだ、ことあるごとに問題発言をしてはマスコミを賑わせている。2004年末にイチローの最多安打記録に対して「ヒットを打つだけに徹すれば、俺にだってできる」とコメントし、2005年夏には、直接名指ししなかったが「チームで一番活躍しているのは（キャプテンのデレク・ジーターではなく）誰なのか俺は分かっている」、「マスコミは2人の選手（アレックス・ロドリゲスとジーター）以外はゴミだ、と世間に広めたがっている」、「ヤンキースは一流のチームだが、選手間の信頼関係はない」とニューヨークの地元紙記者に発言した。この記事に関しては本人は「悪いことは書かないと言ったのに。嘘をついて取材をしたんだ」と、後日この記者を非難している。

[編集] フェンウェイパークでの騒動

2005年4月14日のボストン・フェンウェイパークでのゲームで、8回裏にレッドソックス、ジェイソン・バリテックが放ったライト線を転々とする打球を処理しようとした際に、フェンス（フェンウェイパークのライトフェンスは約80ｃｍと物凄く低い）からボールに触ろうと身を乗り出したレッドソックスファンに頬を誤ってはたかれた。これに気を悪くしたシェフィールドが2塁手に返球後にその観客に詰め寄った所、もう一人のファンにはビールをかけられ、激怒。寸での所で警備員が割って入り、ことなきを得た。その後ライトフィールド周辺にはヤンキースの選手や、警官、警備員など大勢が集まり、物々しい雰囲気になり、試合は約30分中断。この問題を起こした2人のファンはプレーを妨害したという事でボストン市警により退場させられ、2005年度シーズンの球場への立ち入り禁止の処分となった。シェフィールドは「あの時は本当にぶちきれていた、だけど自分がやり返した後どうなるかという結果を考えて反撃を我慢することに徹した」とのコメントを残している。

[編集] ヤンキースからタイガースへ

2006年シーズン中にボビー・アブレイユをヤンキースは獲得。守備位置が重なるためにシェフィールドは一塁、およびDHでの出場しかできない状態になっており、ライトでの出場を希望するシェフィールドはFAとなると言われていた。しかし、宿敵のレッドソックスがライトが手薄なために補強を画策しているとの情報などもあり、ヤンキースのフロントが一転してオプション行使で残留決定。その後、トレードされるか残留になるかで揉めたが、結局、2006年オフにマイナーリーグの投手3人との交換トレードで、1997年のフロリダ・マーリンズ時代にワールドシリーズを共に制覇したジム・リーランド監督が指揮を執るデトロイト・タイガースに移籍したと共に、2009年まで契約を延長した。タイガースでは、主に指名打者で起用される方針である。

[編集] その他

かつての奪三振王ドワイト・グッデンの甥にあたる。

[編集] 獲得タイトル

首位打者:1回、1992年

[編集] 年度別打撃成績

年度	チーム	試合	打数	得点	安打	二塁打	三塁打	本塁打	打点	盗塁	三振	四球	打率	出塁率	長打率
1988年	MIL	24	80	12	19	1	0	4	12	3	7	7	.238	.295	.400
1989年	MIL	95	368	34	91	18	0	5	32	10	33	27	.247	.303	.337
1990年	MIL	125	487	67	143	30	1	10	67	25	41	44	.294	.350	.421
1991年	MIL	50	175	25	34	12	2	2	22	5	15	19	.194	.277	.320
1992年	SD	146	557	87	184	34	3	33	100	5	40	48	.330	.385	.580
1993年	SD-FLA	140	494	67	145	20	5	20	73	17	64	47	.294	.361	.476
1994年	FLA	87	322	61	89	16	1	27	78	12	50	51	.276	.380	.584
1995年	FLA	63	213	46	69	8	0	16	46	19	45	55	.324	.467	.587
1996年	FLA	161	519	118	163	33	1	42	120	16	66	142	.314	.465	.624
1997年	FLA	135	444	86	111	22	1	21	71	11	79	121	.250	.424	.446
1998年	FLA-LA	130	437	73	132	27	2	22	85	22	46	95	.302	.428	.524
1999年	LA	152	549	103	165	20	0	34	101	11	64	101	.301	.407	.523
2000年	LA	141	501	105	163	24	3	43	109	4	71	101	.325	.438	.643
2001年	LA	143	515	98	160	28	2	36	100	10	67	94	.311	.417	.583
2002年	ATL	135	492	82	151	26	0	25	84	12	53	72	.307	.404	.512
2003年	ATL	155	576	126	190	37	2	39	132	18	55	86	.330	.419	.604
2004年	NYY	154	573	117	166	30	1	36	121	5	83	92	.290	.393	.534
2005年	NYY	154	584	104	170	27	0	34	123	10	76	78	.291	.379	.512
2006年	NYY	39	151	22	45	5	0	6	25	5	16	13	.298	.355	.450
通算成績		2229	8037	1433	2390	418	24	455	1501	220	971	1293	.297	.398	.525

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