ケヴィン・スペイシー
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ケヴィン・スペイシー(Kevin Spacey, 1959年7月26日 - )は、ニュージャージー州・サウスオレンジ出身のアメリカの俳優である。1990年代中ごろからは脚本家・映画監督・プロデューサーとしても活動している。本名はKevin Spacey Fowler。
[編集] 来歴
3人兄弟の末っ子として生まれる。1963年にサウスカリフォルニアに転居。高校時代から俳優への道を志す。ノースリッジ軍人学校に通うも喧嘩(同級生にタイヤを投げつけた)が原因で退学。ロサンゼルスの大学に転入したころから本格的に活動を開始。一時期スタンダップ・コメディアンとして活躍したのち1981年にニューヨークへ渡りシェイクスピア・フェスティバルでデビュー。
1986年には『心みだれて』で映画デビューを果たすと、1991年にはニール・サイモン演出の『ロスト・イン・ヨーカーズ』でトニー賞を受賞。歌・ダンス・演技の全てをそつなくこなす俳優として次第に業界関係者の注目を集めるようになる。
1995年に『セブン』の演技で大衆の注目を浴びると同年の『ユージュアル・サスペクツ』でアカデミー助演男優賞をはじめとして数多くの映画賞を受賞し映画俳優としての地位を確固たるものとした。また、1999年には『アメリカン・ビューティー』でアカデミー主演男優賞を受賞。同年にはユージン・オニール原作の舞台『氷人来る』への出演も話題になった。
2004年の映画『ビヨンド the シー 夢見るように歌えば』では、監督・製作・脚本・出演の4役を務めた。また、ロンドンのオールド・ヴィック・シアターの芸術監督を務めている。2006年公開の『スーパーマン・リターンズ』ではジーン・ハックマンが演じた悪役レックス・ルーサーをハックマンと見まがうほど役に入り込み演じたことで批評家・観衆双方の絶賛を得た。
[編集] 出演作品
- ワーキング・ガール Working Girl (1988)
- 晩秋 Dad (1989)
- ヘンリー&ジューン/私が愛した男と女 Henry & June (1990)
- 摩天楼を夢みて Glengarry Glen Ross (1992)
- 隣人 Consenting Adults (1992)
- サイレントナイト/こんな人質もうこりごり The Ref (1994)
- ユージュアル・サスペクツ The Usual Suspects (1995)
- アウトブレイク Outbreak (1995)
- セブン Se7en (1995)
- リチャードを探して Looking for Richard (1996)
- 評決のとき A Time to Kill (1996)
- L.A.コンフィデンシャル L.A. Confidential (1997)
- 真夜中のサバナ Midnight in the Garden of Good and Evil (1997)
- 交渉人 The Negotiator (1998)
- バグズ・ライフ A Bug's Life (1998)(声優として)
- アメリカン・ビューティー American Beauty (1999)
- 私が愛したギャングスター Ordinary Decent Criminal (2000)
- ペイ・フォワード 可能の王国 Pay It Forward (2000)
- 光の旅人 K-PAX K-PAX (2000)
- シッピング・ニュース The Shipping News (2001)
- オースティン・パワーズ ゴールドメンバー Austin Powers in Goldmember (2002)
- ライフ・オブ・デビッド・ゲイル The Life of David Gale (2003)
- ビヨンド the シー 夢見るように歌えば Beyond the Sea (2004) 監督・脚本・製作・主演
- スーパーマン リターンズ Superman Returns (2006)
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