クロツラヘラサギ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
クロツラヘラサギ | ||||||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
分類 | ||||||||||||||||
|
||||||||||||||||
学名 | ||||||||||||||||
Platalea minor | ||||||||||||||||
英名 | ||||||||||||||||
Black-faced Spoonbill |
クロツラヘラサギ(黒面箆鷺、学名Platalea minor)とは、コウノトリ目トキ科に分類される鳥。
体長は75㎝ほどで、ヘラサギよりもすこし小さい。全身の羽毛が白いが、夏羽では首が黄色くなり、後頭部に黄色の冠羽があらわれる。ヘラサギがくちばしの先と顔の裸出部分が黄色なのに対し、クロツラヘラサギは名前のとおりくちばしと顔がすべて黒い。
干潟や水田などで、大きくてスプーンのようなくちばしを水につけて左右に振り、くちばしに触れた魚、カエル、カニなどを捕食する。
繁殖地は朝鮮半島北西部とみられ、中国南部、台湾からインドシナ半島で越冬する。日本では九州および沖縄で毎年「冬鳥」として約100羽が記録される。日本で観察される個体数は1990年代半ばからすこし増加している。また、日本で夏を過ごす個体例も報告されている。生息数が少なく世界的に貴重な種。日本では「日本クロツラヘラサギネットワーク」が保護、調査研究活動を行っている。
[編集] Sibley分類体系での位置
コウノトリ目> コウノトリ亜目> コウノトリ下目> コウノトリ小目> トキ上科> トキ科
[編集] Status
- ENDANGERED (IUCN Red List)
- 絶滅危惧IA類(環境省レッドリスト)
- 個体数=1500羽前後(香港観鳥会2005年世界一斉センサス)、増減=微増傾向
[編集] 外部リンク
この項目「クロツラヘラサギ」は、鳥類に関連した書きかけ項目です。加筆・訂正などをして下さる協力者を求めています。(Portal / Project) |
カテゴリ: Endangered | 絶滅危惧IA類 | トキ科 | 鳥類関連のスタブ項目