クトゥグア
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クトゥグア（Cthugha、クトゥグァ またはフサッグァ）は、クトゥルフ神話などに登場する架空の神格。
注意 : 以降に、作品の結末など核心部分が記述されています。
別名に「生ける炎」などがある。
オーガスト・ダーレスの体系付けた「クトゥルフ神話」においては旧支配者の一柱とされ、「火」を象徴し、および「地」の属性を持つ旧支配者、特にナイアーラトテップと対立するとされており、一度ナイアーラトテップの住処であるンガイの森を焼き尽くした事もある。
恒星フォーマルハウトに幽閉されている。
常に形状、色彩を変える巨大な火の玉、超高熱のプラズマ塊として顕現し、眷族には「炎の精」もしくは「クトゥグアの配下」と呼ばれる光球状生命体がいる。
強いテレパシー能力を備えているが、人間や俗事に関心はなく自ら関わる事はしない。
フォーマルハウトが地平線上にあるときにクトゥグアを召還することが出来るが、その際は多数の炎の精たちが跳梁をはじめ、クトゥグアの熱量と相まってあたり一面は残らず焼き払われてしまうので注意が必要である。
初出はダーレスの短編『アンドルー・フェランの手記』(The House on Curwen Street)。
