キャンプファイヤー
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キャンプファイヤー (campfire) は、キャンプで行うたき火または火をたく行事のことである。
[編集] レクリエーションとしてのキャンプでのキャンプファイヤー
キャンプファイヤーの定義は人によって異なるが、一緒にキャンプをしている団体のメンバーが全員集まって輪になり、その中心に薪を置いてたき火をする形が一般的である。火が燃えている間集まった全員で歌を歌ったり、踊ったり、過ごし方はさまざまである。
ファイヤー本体の火力の操作などをする人をファイヤーキーパー、ファイヤーの周りでレクリエーションなどの行事全体を取り仕切る人をエールマスターという。
[編集] 注意点
- 火を扱うので公園や河川などの管理者の許可が必要となることが多い。キャンプ場でも安全の確保のため、場所を指定していることがほとんどである。
- ある程度の量の薪を必要とするので事前の準備は必須である。また、水気を多く含む生木の枝などは不完全燃焼を起こしやすく、大量の煙が発生するので注意すること。
- 焚き火の痕跡は人手が加わらない限り数年ないし数十年も残るので、美観や植生への配慮から焚き火は決められた場所でのみ行うことが望ましい。しかし、渓谷では枯れた流木がふんだんに手に入る上、一度水位が上がれば洗い流されるか砂れきに埋もれてしまうので、一般にその点では大目にみられる。
- より大きく燃やそうと意図するあまり、しばしばガソリンや灯油類をかける行為が行われるが大変危険である。特に、途中から引火性の強い燃料を加えることは厳禁である。