カール・アンド・ザ・パッションズ - ソー・タフ
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カール・アンド・ザ・パッションズ - ソー・タフ | ||
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ザ・ビーチ・ボーイズ の アルバム | ||
リリース | 1972年5月15日 | |
録音 | 1971年12月4日 - 1972年4月13日 |
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ジャンル | ロック | |
時間 | 34分 26秒 | |
レーベル | ブラザー・レコード/ キャピトル・レコード |
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プロデュース | ブライアン・ウィルソン, デニス・ウィルソン, カール・ウィルソン, マイク・ラヴ, アル・ジャーディン, リッキー・ファター, ブロンディ・チャップリン. | |
レビュー | ||
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ザ・ビーチ・ボーイズ 年表 | ||
サーフズ・アップ (1971年) |
カール・アンド・ザ・パッションズ - ソー・タフ (1972年) |
オランダ (1973年) |
カール・アンド・ザ・パッションズ - ソー・タフ(Carl And The Passions - "So Tough")は、1972年にリリースされたザ・ビーチ・ボーイズのアルバム。リリース当初は『ペット・サウンズ』との二枚組で発売された(権利上ピーチ・ボーイズは『ペット・サウンズ』以降のキャピトル時代のタイトルが販売できた)。本作はブルース・ジョンストンの脱退と新メンバー二人の加入という推移の時期に製作され、二枚組にされた彼らの古典的名作の前に色あせた作品と見られ、ファンの失望を引き起こした。アルバムタイトルは彼らがビーチ・ボーイズに改名する前に名乗っていたバンド名の一つであった。
1971年にはカールがバンドの新しいリーダーと見なされていた。彼はドラムスにリッキー・ファター、シンガーのブロンディ・チャップリンを加入させ、ファンキー路線を目指すこととした。アルバムのセッションが始まると間もなく、ブルース・ジョンストンはマネージャーのジャック・ライリーと対立し、バンドを脱退することとなった。
[編集] 曲目
- ユー・ニード・ア・メス・オブ・ヘルプ・トゥ・スタンド・アローン - You Need A Mess Of Help To Stand Alone (Brian Wilson/Jack Rieley) 3:27
- ヒア・シー・カムズ - Here She Comes (Ricky Fataar/ Blondie Chaplin) 5:10
- ヒー・カム・ダウン - He Come Down (Brian Wilson/ Al Jardine/ Mike Love) 4:41
- マーセラ - Marcella (Brian Wilson/Tandyn Almer/Jack Rieley) 3:54
- ホールド・オン・ディア・ブラザー - Hold On Dear Brother (Ricky Fataar/Blondie Chaplin) 4:43
- メイク・イット・グッド - Make It Good (Dennis Wilson/Daryl Dragon) 2:36
- オール・ディズ・イズ・ザット - All This Is That (Alan Jardine/Carl Wilson/Mike Love) 4:00
- カドル・アップ - Cuddle Up (Dennis Wilson/Daryl Dragon) 5:30