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カーボン紙(かーぼんし)とは、書類の間に挟み複写を行うために用いる感圧紙のこと。略してカーボンということもある。筆圧が感圧紙を通じて下の紙に伝わり、感圧紙が裏写りする仕組み。感圧紙自体は、ススやロウ、油などを混ぜて耐久性のある紙に染みこませて作られる。このため一般的な製品の外見は黒色。PPC複写機(コピー機)が無かった時代には、官公庁などの事務仕事には重要な文房具であったが、手や書類を汚さずに複写ができるノーカーボン紙が発明されると需用は減少した。
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