カルロ・アルベルト
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カルロ・アルベルト(Carlo Alberto di Savoia, 1798年10月2日 - 1849年7月28日)はサルデーニャ王国の第7代国王である。在位1831年-1849年。
1817年にマリア・テレーザ・ディ・トスカーナ (Maria Teresa di Toscana) と結婚し三人の子に恵まれた。ヴィットーリオ・エマヌエーレ(1820年 - 1878年)、マリア・クリスティーナ(1826年 - 1827年)、フェルディナンド(1822年 - 1855年)はジェノヴァ公、そして王妃マルゲリータの父になることになる。
王国の近代化を推し進め、晩年にイタリア統一運動に参加する。1848年にオーストリア帝国に宣戦布告し、リソルジメントを開始したが、1849年のノヴァーラの戦いに敗れ、退位。ポルトガルに亡命し、同年、死去。
現フランス領となっているアルベールヴィルは彼の名(フランス語名はシャルル・アルベール:Charles Albert)が付いている。
先代: | イタリア君主一覧 | 次代: |
カルロ・フェリーチェ (在位 1821年 - 1831年) |
サルデーニャ王 |
ヴィットーリオ・エマヌエーレ2世 (在位 1849年 - 1861年) |