オートザム・レビュー
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レビュー (Autozam Revue)は、マツダが製造・販売していた自動車である。
レビュー | |
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製造期間 | 1990年 – 1998年 |
ボディタイプ | 4ドア セダン |
エンジン | B5-MI型 直4 1.5L 88PS B3-MI型 直4 1.3L 76PS |
全長 | 3800mm |
全幅 | 1655mm |
全高 | 1495mm |
車両重量 | 860kg |
車台が共通の車種 | マツダ・デミオ |
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[編集] 概要
デビュー当初はオートザムチャンネルで販売されたため、オートザム・レビューを名乗っていた。後に、モデル末期にマツダ・レビューを名乗っていた。
エンジンは1.3Lと1.5Lの2種類。90年当時でも時代遅れの非力なエンジンであったが、生産終了まで変更、改良はなかった。インジェクションが当時すでに当たり前であったが、1.3L、1.5Lともにキャブレター仕様だった。しかし車重が軽いためこれで充分という見方もある。 ミッションは5速MTと3速AT(1.3L)、4速AT(1.5L)。プラットフォームは、フォード・フェスティバ用プラットフォームの後継の、マツダ・DBプラットフォームを採用していた。
同じオートザム店の人気車種キャロル(2代目)のイメージを踏襲した、丸みを帯びた外観が特徴である。極端に短いトランク部の形状から、「2.5ボックスセダン」とも呼ばれていた。開口面積の大きいキャンバストップも特徴の一つであった。
海外へは、Mazda 121の名称で輸出された。
女性ユーザーを狙いすぎたためか大きな人気を得る事はできなかったが、 後に、レビューを元にマツダ・デミオが設計製造された。
[編集] CM
CMには小泉今日子(CM曲も本人が歌う「丘を越えて」)が採用された。小さいながらも大人4人と荷物をしっかり運べることをアピールするため、CG合成により4人の小泉が乗り込んでいた。