オリンピア・アスンシオン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』
|
オリンピア・アスンシオン（Club Olimpia Asunción）は、パラグアイ・アスンシオンを本拠地とするサッカークラブ。
設立は1902年であり、パラグアイで最初のサッカークラブである。ホームスタジアムはマヌエル・フェレイラであるが、重要な試合はより収容人数の多いデフェンソォーレス・デル・チャコで行われることが多い。
同じくアスンシオンをホームタウンとするライバルチームセロ・ポルテーニョは庶民派のクラブであるが、オリンピアは富裕層を基盤としたクラブである。
オリンピアはサッカー以外にもフットサル、バスケットボール、ハンドボール、テニス、ボクシング、水泳などのチームを持つ総合スポーツクラブである。
目次 |
[編集] 歴史
パラグアイに最初にサッカーを伝えたのはオランダ人体育教師ウィレム・パアツであった。オリンピアはその教え子たちによって1902年2月25日に結成された。翌1903年にはパラグアイでオリンピアにつぐ歴史を持つグアラニとの試合を行った。
1906年にパラグアイリーグが開幕、1912年には初のリーグ戦チャンピオンに輝いた。以後2005年までに38回リーグ戦を制している。優勝回数はライバルのセロ・ポルティーニョの27回を大きく引き離してトップである。
1979年には初めてコパ・リベルタドーレスを制し、インターコンチネンタル・カップでもスウェーデンのマルメロに勝利しクラブチーム世界一となった。
その後1990年にはACミランと、2002年にはレアル・マドリードをクラブチーム世界一を賭けてトヨタカップに出場しているが、二度とも破れている。
[編集] タイトル
[編集] 国内タイトル
- リーグ
- 1912年、1914年，1916年、1925年、1927年、1928年、1929年、1931年、1936年、1937年、1938年、1947年、1948年、1956年、1957年、1958年、1959年、1960年、1962年、1965年、1968年、1971年、1975年、1978年、1979年、1980年、1981年、1982年、1983年、1985年、1988年、1989年、1993年、1995年、1997年、1998年、1999年、2000年
[編集] 国際タイトル
- インターコンチネンタルカップ 1979年
- コパ・リベルタドーレス 1979年、1990年 2002年
- コパ・インターアメリカ 1980年
- レコパ・サウスアメリカ 1990年、2003年
- スペルコパ・サウスアメリカ 1990年
[編集] 過去の成績
[編集] 歴代監督
[編集] 歴代所属選手
- ラウル・アマリージャ（パラグアイ） 1988-1989
- エバー・ウーゴ・アルメイダ
- ロケ・サンタクルス
