ウラジミール・クラムニク
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ウラジミール・クラムニク(1975年6月25日‐、ロシア語:Владимир Крамник)はロシアのチェスの選手。グランド・マスター。世界チャンピオン。2006年発表のFIDEのレーティングは2750であり、世界3位に位置づけらている。
ミハイル・ボトヴィニクが主催するチェススクールで頭角を現わし、1992年、わずか16歳でマニラチェスオリンピックのロシア代表に選出される。2000年にロンドンで開催されたガルリ・カスパロフとの世界選手権マッチで勝利を収め、クラシカルチャンピオンとなる。その後、主とて疾病を原因とする不調に苦しむも2004年、ペーター・レコの挑戦を退け防衛。2006年、エリスタで開催された世界チャンピオン統一戦において、FIDEチャンピオンベセリン・トパロフを破り、統一世界チャンピオンに就位。
2006年の統一戦(14ゲームマッチ)では、ゲーム中に頻繁にトイレに立つことについてトパロフ陣営からクレームを受け、第5ゲームを放棄して不戦敗を記録するなどのトラブルがあった。
- クラシカル世界チャンピオン
- 第2代: 2000 - 2006
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- 先代:
- ガルリ・カスパロフ
- 次代:
- 公式世界チャンピオンと統一
- 統一世界チャンピオン
- 初代: 2006 -
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- 先代:
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- 次代:
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