インスタントラーメン発明記念館
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インスタントラーメン発明記念館( - はつめいきねんかん)は、1958年に世界ではじめてインスタントラーメンを発明した安藤百福(あんどう ももふく)の業績を記念して、1999年に大阪府池田市に建てられた記念館である。
この記念館の近郊には、博多・一風堂の店主、河原成美のプロデュースにより、百福の名を冠したラーメン屋「麺翁 百福亭」が2002年開店した。
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[編集] 設備・展示
この記念館の中には、チキンラーメン発明がなされた研究所の小屋が再現されており、他にもインスタントラーメン・カップヌードルの製法や改良の歴史が模型とともに展示されている。世界中で発売されているインスタントラーメンのパッケージの展示もあり、「マイカップヌードル・ファクトリー」では、有料でスープの種類や各種トッピングを自分で選択して、シュリンク包装までなされたオリジナルのカップヌードルを作るコーナーがある。(2005年11月18日から2006年8月31日まで新横浜ラーメン博物館にも設置)
要予約であるが、「チキンラーメン手作り体験工房」のコーナーもあり、ここでは生地の小麦粉をこねることから始まって、味付け、製麺の過程を手作りで追体験することができる。
[編集] 歴史
- 1958年8月25日 安藤百福が自宅裏庭の研究小屋で世界初の即席麺「チキンラーメン」を発明、商品化する。
- 1999年11月21日 池田市にインスタントラーメン記念館オープン。
- 2002年11月19日 麺翁 百福亭がオープン。
- 2004年11月26日 拡張新築・展示物の拡充など改装をはかる。
- 2006年7月28日 インスタントラーメン記念館の入場者が100万人を達成。
[編集] アクセス
[編集] 関連項目
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