イモタケ
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イモタケ Terfezia giganteaImai |
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分類 | ||||||||||||
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学名 | ||||||||||||
Terfezia giganteaImai | ||||||||||||
和名 | ||||||||||||
イモタケ |
イモタケ(芋茸、Terfezia gigantea Imai)は、チャワンタケ目イモタケ科イモタケ属のきのこ(地下生菌)。かつてはトリュフとともに塊菌目Tuberalesに置かれていた。子嚢菌きのこであり、形や名前の似ているショウロやジャガイモタケ(これらは担子菌きのこ)とは全く違うグループに属する。鶏卵大から握り拳大、大きなものは人頭大の、不規則な凹凸と疣のある塊状のきのこ。
日本では一般的に食用菌とは認識されていないが、長野県の一部では醤油で煮付けにして食べていたという(山田、2006)。世界的には本属のきのこは(沙漠のトリュフ)という名で知られ、中東から地中海沿岸地域で利用されている。いわゆるトリュフとは科レベルで異なる別物で、香りや味、調理法も全く異なる。
[編集] 参考文献
山田明義「こんなきのこを食べた - イモタケ」『日本菌学会ニュースレター』2006-3(8月)号、8-9頁
[編集] 関連項目
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