イソフラボン
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イソフラボン | |
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一般情報 | |
IUPAC名 | 3-phenyl-4H-1-benzopyran-4-one |
別名 | 3-フェニルクロモン |
分子式 | C15H10O2 |
分子量 | 222.24 g/mol |
組成式 | |
式量 | g/mol |
形状 | 無色固体 |
CAS登録番号 | [574-12-9] |
SMILES | |
性質 | |
密度と相 | g/cm3, |
相対蒸気密度 | (空気 = 1) |
水への溶解度 | |
への溶解度 | |
への溶解度 | |
融点 | 148 ℃ |
沸点 | ℃ |
昇華点 | ℃ |
pKa | |
pKb | |
旋光度 [α]D | |
粘度 | |
屈折率 | |
出典 |
イソフラボン (isoflavone) は狭義では分子式 C15H10O2、分子量 222.24 の有機化合物のひとつ、3-フェニルクロモン (3-phenylchromone) を指し、広義にはその誘導体を指す。フラボノイドの一種。狭義のイソフラボンは生物では検出されない。生物ではフラバノンの異性化反応によって 5,7,3'-トリヒドロキシフラボンが作られ、配糖体となったりして存在している。
広義のイソフラボンは大豆などのマメ科の植物に多く含まれている。これにはエストロゲン(女性ホルモン)様の作用があり、骨粗鬆症、更年期障害の改善に効果があるといわれている。大豆イソフラボンを売りにした健康食品も多いが、穏やかながらエストロゲン様の作用があることから過量摂取すると人体に悪影響の出る恐れがあるともいわれる。
[編集] 外部リンク
- 「健康食品」の安全性・有効性情報 イソフラボン
- 食品安全委員会:大豆及び大豆イソフラボンに関するQ&A
- 大豆イソフラボンを多く含むとうたった「健康食品」(報道発表資料)_国民生活センター
- 日本サプリメントアドバイザー認定機構-- 日本臨床栄養協会 -- 大豆及び大豆イソフラボンに関するQ&Aについて
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