アルメニアの歌
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アルメニアの歌は、アルメニア人が歌うか、もしくはアルメニア語で歌われる歌。商人として他国へ渡る者が古来多かった土地柄で、楽器や歌に関係のあった他国の影響が色濃く出ている。であるから国外にいるアルメニア人の歌う歌も含めて紹介したい。
歴史的にアルメニアの歌は、ナレクのグレゴリの時代には既に瞑想的で色鮮やかな歌が書かれ歌われて来た。独唱の場合には「シャラガン(欧文綴 Sharagan)」というメリスマの多い技巧的な歌が作られた。 近現代の作曲家は複雑な節回しと独特な和声化に能く取り組んでいる。
[編集] 曲名(作曲者)
- エレヴァン・エレヴニ(Hovhannisian ホヴァニシャン)
- エレヴァン市創立2750年記念の愛唱歌として1961年に作曲された。オルガン伴奏を伴い、シャラカンに想を得た歌いまわしとイラン音楽に多用される短調で、市内のエレヴニ遺跡と共に歌い上げる。
[編集] 関連音源資料
- 「アルメニア合唱作品集」(TEICHIKU Art&Electronics)
- armenian (Ocora)