アドマイヤジャパン
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性別 | 牡 |
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毛色 | 栗毛 |
品種 | サラブレッド |
生誕 | 2002年4月16日 |
死没 | (現役種牡馬) |
父 | サンデーサイレンス |
母 | ビワハイジ |
生産 | 早田牧場新冠支場 |
生国 | 日本(北海道新冠町) |
馬主 | 近藤利一 |
調教師 | 松田博資(栗東) |
競走成績 | 10戦2勝 |
獲得賞金 | 1億1207万5000円 |
アドマイヤジャパンは日本の競走馬である。父は大種牡馬サンデーサイレンス、母は阪神3歳牝馬S(当時の名称)勝ちがあるビワハイジという良血馬。重賞勝ちこそ、GIIIの京成杯だけに過ぎないが、皐月賞3着、菊花賞2着とGIでも好勝負を演じ、ディープインパクトのライバルの1頭として活躍した。
[編集] 戦績
[編集] 2歳時
2004年12月5日の新馬戦でデビュー。1番人気に応えてあっさりと勝ち上がり、2戦目で重賞(ラジオたんぱ杯2歳S・GIII)に挑戦。格上挑戦ながら3番人気に支持されヴァーミリアンの3着に入る。
[編集] 3歳時以降
年明けの2005年1月16日の京成杯に出走。後の皐月賞2着馬シックスセンスを退け、重賞初勝利。続く弥生賞で、ディープインパクトと初めて対決。同馬からクビ差の2着に健闘する。皐月賞では3番人気に支持され、ディープインパクトから3馬身半差の3着であった。ダービー、神戸新聞杯では10着、5着と精彩を欠き、菊花賞に出走したときには6番人気と評価を落としての出走となる。しかし、直線早め先頭から粘りこんで2着と健闘し、上がり3ハロン(=600m)33.3秒の末脚を発揮したディープインパクトには交わされたものの、3着馬ローゼンクロイツには4馬身差をつけた。
続くジャパンCでは菊花賞での好走から4番人気に支持されるも見せ場なく10着に終わった。 その後、翌2006年、大阪杯で2番人気で9着に敗れた後、天皇賞に向けて調整されていたが、屈腱炎を発症。9月に引退が決まった。現在は北海道沙流郡日高町のブリーダーズスタリオンステーションで種牡馬として繋養されている。