アサクサデンエン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
性別 | 牡 |
---|---|
毛色 | 鹿毛 |
品種 | サラブレッド |
生誕 | 1999年3月22日 |
死没 | (現役競走馬) |
父 | シングスピール |
母 | ホワイトウォーターアフェア |
生産 | フサオ セキグチ |
生国 | 英国 |
馬主 | 田原源一郎 |
調教師 | 河野通文(美浦) |
競走成績 | 31戦8勝 |
獲得賞金 | 3億8097万8000円 |
アサクサデンエン(英語表記:Asakusa Den'en、香港表記:淺草田園)は、日本中央競馬会に所属しているイギリス生まれの競走馬である。主にマイル前後の距離を得意としている。
[編集] 戦績
2004年までは条件馬だったが、その年の年末以降に本格化する。条件戦を勝ち上がったあと、2005年はオープン特別等で安定した活躍を見せ、4月のマイラーズカップで3着に食い込むと、春の短距離戦線である京王杯スプリングカップ(GII)、安田記念(GI)を、6番人気、7番人気ながら連勝した。なお、この安田記念勝利が2005年関東馬による唯一のGI勝利だった。
秋シーズンは、休み明けながら天皇賞(秋)で4着、その後香港マイルへ出走するが、6着に終わる(なお、1着は日本馬のハットトリック)。
香港マイル後は国内で1戦も出走することなく、再び海外遠征し、鞍上に武豊を迎えドバイデューティーフリーに出走したが、結果は15着であった。そして日本帰国後に安田記念に出走。ここ2走の結果から人気は低かったが、それを覆し2着に入線した。休養をはさんで、次走の毎日王冠では1番人気に推されたものの13着と敗れた。続いての天皇賞(秋)では主戦騎手の藤田伸二が落馬負傷により、田中勝春に乗り替わった。しかし最後は伸びきれず7着に敗れた。 短距離に戻り、挑戦した阪神カップは、最後によく伸びたものの前を行く馬を捕らえきれず4着に敗れた。
[編集] 競走成績
2001年(2戦2勝)
2002年(2戦0勝)
2003年(11戦3勝)
2004年(3戦1勝)
2005年(8戦2勝)
- 1着 - 安田記念(GI)、京王杯スプリングカップ(GII)
- 3着 - マイラーズカップ(GII)
2006年(5戦0勝)
- 2着 - 安田記念(GI)
[編集] 血統表
- 母・ホワイトウォーターアフェアは、フランスの重賞レースを勝つなどの活躍。本馬の半弟、スウィフトカレントは2006年の小倉記念を優勝、第1回・サマー2000シリーズのチャンピオンとなっている。(また、天皇賞・秋では、2着と、この馬より先着している。)
アサクサデンエンの血統 (サドラーズウェルズ系(ノーザンダンサー系)/Halo3×4=18.75% Natalma5×5=6.25%) | |||
父
Singspiel1992 鹿毛 |
In the Wings 1986 鹿毛 |
Sadler's Wells | Northern Dancer |
Fairy Bridge | |||
High Hawk | Shirley Heights | ||
Sunbittern | |||
Glorious Song 1976 鹿毛 |
Halo | Hail to Reason | |
Cosmah | |||
Ballade | Herbager | ||
Miss Swapsco | |||
母
*ホワイトウォーターアフェア Whitewater Affair 1993 栗毛 |
Machiavellian 1987 鹿毛 |
Mr.Prospector | Raise a Native |
Gold Digger | |||
Coup de Folie | Halo | ||
Raise the Standard | |||
Much Too Risky 1982 栗毛 |
Bustino | Busted | |
Ship Yard | |||
Short Rations | Lorenzaccio | ||
Short Commons F-No.8-d |
カテゴリ: 1999年生 (競走馬) | サラブレッド | イギリス生産の競走馬 | 日本調教の競走馬 | 競馬に関するスタブ