てだこまつり
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てだこまつりは、沖縄県浦添市の浦添運動公園及び、牧港漁港で行われる祭である。毎年7月ごろに行われる。また本番の前日には、同市の屋富祖大通りを歩行者天国にし、前夜祭が行われる。
浦添市を代表する祭であり、沖縄県内でも有数の大規模な祭であって、毎年、市の人口を上回る約15万人以上の人々が訪れる。第28回では花火ショーの前に市制35周年を記念して6300個の風船が参加者によって放たれた。
当日は準会場である牧港漁業と本会場の運動公園を結ぶ無料シャトルバスが運行される。詳細はアクセスを参照。
ちなみに「てだこ」とは、昔浦添が琉球王国の首都であったときの王「英祖王」の父が太陽であったという伝説があり、それにちなんで沖縄の方言で太陽を意味する「てだ」と、その太陽の子どもを意味する「こ」がくっつき「てだこ」といわれている。
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[編集] 沿革
始まりは1978年11月に「てだこの都市・浦添」づくりの一環として行われた「第1回てだこまつり」で、それ以来今日まで市を代表する祭として行われ続けている。なお1982年の第5回より7月に行われるようになり、また1997年の第20回より通商産業省電源地域産業育成支援補助事業として、「太鼓カーニバルinうらそえ」が祭初日に開催されている。
- 1978年11月 第1回てだこまつり開催。
- 1982年7月 第5回開催。開催月を11月から7月へ変更。
- 1997年7月 第20回開催。太鼓カーニバルinうらそえの開催を始める。
- 2003年7月19日、20日 第26回開催。
- 2004年7月25日、26日 第27回開催。
- 2005年7月23日、24日 第28回開催。
- 2006年7月22日、23日 第29回開催予定。
[編集] 日程
第29回の日程(毎年微妙に変わります)
- 21日(金)
- 屋富祖大通り・歩行者天国
- 24日(日)
- 9:00~13:30 10人11脚走大会
- 16:30~ 自治会演舞、伝統芸能披露
- 18:00~ 演舞コンテスト
- 20:50~ 婦人会総踊り、市民総踊りカチャーシー
- 21:00~ 大花火ショー
[編集] アクセス
[編集] バス路線
各路線の詳細は琉球バス交通営業路線、東陽バス営業路線又は路線項目を参照。
- 仲間入口バス停
- 55番(牧港線) 琉球バス交通
- 浅野浦バス停
- 88番 (宜野湾線) 琉球バス交通
- 90番 (知花(バイパス)線) 琉球バス交通
- 98番 (琉大(バイパス)線) 琉球バス交通
- 112番 (国体道路線) 琉球バス交通
- 288番(宜野湾おもろまち線) 琉球バス交通
- 290番 (知花おもろまち線) 琉球バス交通
- 298番 (琉大おもろまち線) 琉球バス交通
- 伊祖入口バス停
- 99番 (天久新都心線) 琉球バス交通
- 美術館前
- 55番 (牧港線) 琉球バス交通
- 56番 (浦添線) 琉球バス交通
- 91番 (城間(南風原)線) 東陽バス
- 191番 (城間(一日橋)線) 東陽バス
[編集] シャトルバス
- 無料送迎シャトルバス
- 牧港漁業-浦添運動公園(本会場)
- 15:30から約15分ごとに運行。
※第29回祭りでの運行はなし。
[編集] 自家用車(駐車場)
- 運動公園前駐車場(現在、新浦添市民会館建設中のため駐車禁止)
- 浦添市役所駐車場(徒歩で会場まで移動)