つけ麺
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つけ麺(つけめん)とは、ラーメンの一種。店によっては「もりそば」「つけそば」とメニューに記される。
茹で上げた中華麺を冷水で締めてから皿やざるに盛り、別の器についだ熱い(もしくは冷たい)スープに一口分づつ付けながらざる蕎麦のように食べるのが一般的。麺を水で冷やさず、茹で上げたものをぬめりを取り、温かいまま出すことを「あつもり」と言う。それに対し、冷やした麺を出すことは「ひやもり」という。
スープ(つけだれ)は通常のラーメンのものよりも濃く調整されることが多い。ボリュームを出すために、通常のメニューのラーメンよりも麺を多めに盛る店もある。麺を食べた後に、ラーメン用の豚骨や鶏がら風味のスープをさらに足し、つけだれをスープで割って味を楽しむよう、「スープ割り」を提供する店が多い。
麺の上には海苔やカイワレ大根、叉焼がトッピングされることもあり、薬味としてワサビや柚子などがつけられる。
[編集] 広島風つけめん
広島風つけ麺とは、つけだれに唐辛子などの香辛料を入れ一般的なつけ麺より辛くしたつけ麺のバリエーションのひとつ。 広島発祥で店によって辛さに段階をつけ、調節できる。叉焼、茹でキャベツなどが麺とともにトッピングされる。