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ちびくろサンボ - Wikipedia

ちびくろサンボ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

文学
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ちびくろサンボ』(The Story of Little Black Sambo)は、インドに軍医として駐留していた夫に同行していたスコットランド人、ヘレン・バナマン(バンナーマン)が、自分の子供たちのために書いた手作り絵本である。


目次

[編集] 概説

1899年にヘレン・バナマン自身によって描かれたちびくろサンボの絵
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1899年にヘレン・バナマン自身によって描かれたちびくろサンボの絵

知人を通してイギリスの出版社に紹介され、1899年に英国のグラント・リチャーズ社より初版が刊行された。子供の手に収まる小さな絵本で、文も絵もバナマン自身によるものである。

著作権の混乱から、アメリカではいわゆる海賊版が横行し、特に絵は原作とは違ういろいろなものが使われることが多かった。なかでも、アメリカで出版されたものの多くは、主人公をインドの少年から、アメリカに住むアフリカ系黒人の少年に置き換えたものであった。このことが、後に人種差別問題と深く関わってくることになる。

アメリカ版での設定の置き換えはかなりの部分で行われた。一例をあげれば、主人公の少年が迷い込むジャングルは竹やぶから森に替えられ、少年の母親はアフリカ系婦人のふくよかな特徴を挿し絵で与えられたものもあった。しかし当時のアメリカの海賊版編集者の多くはトラを見た事がなかった為イメージできず、もとのインドを想起させるトラの箇所は置き換えずに残された。

日本で広く知られるようになった岩波版『ちびくろ・さんぼ』(1953刊、100万部以上が売れたとされる)も、こうしたアメリカ版の1つであるマクミラン社版(1927刊)に使われていたフランク・ドビアスの絵を用いている。ただし、岩波版では絵のレイアウトなどが、翻訳者である光吉夏弥によって改変されている。日本でもアメリカ同様にこの絵本には著作権がないとみなされていたため、海賊版が横行し、国内の主要な出版社ほとんどすべてから70種類を越えるいろいろな『ちびくろサンボ』が出版された。日本で出版されたものの多くは、主人公の名前を「サンボ」とカタカナ書きし、「ちびくろ」を形容詞的に用いていたため、『ちびくろサンボ』という表記が最も一般的なものとなり、これらのいろいろな異本を総称する場合も『ちびくろサンボ』とするのが普通である。(そこで、この項目でもこの表記を見出しとして用いている。)このように多くの異本が出回った中で、岩波版はオリジナルと違う絵が使われていたにもかかわらず、最初に広く普及したものであったことから、日本では岩波版がいわゆる定本と見なされてきた。

日本では1988年に後述する一斉絶版問題が起こり、岩波版を含め、事実上すべての出版社のものが自主的に絶版となり、書店から回収された。一部では、「発売禁止」措置が取られたかのように誤解されているが、出版社による自主的な市場からの撤退であり、発売禁止になったわけではない。

一斉絶版問題以前には、ヘレン・バナマンによる原作そのままを翻訳したものは出版されないままであった。原作そのものの日本語版が出版されたのは、1999年の『ちびくろさんぼのおはなし』(灘本昌久訳・径書房刊)が初めてである。同じ径書房から英語の完全復刻版も出版されている。


注意 : 以降に、作品の結末など核心部分が記述されています。


[編集] ストーリー

主人公は、父ジャンボ・母マンボと一緒に暮らしている男の子・サンボである。

サンボが両親から新しい靴・上着・ズボン・傘を買ってもらってジャングルに散歩に出るが、通りかかったトラたちに喰われそうになり、サンボは身に着けたものを一つずつ与えることで許してもらう。一方サンボにいじわるを仕掛けたトラたちは、戦利品を奪い合って木の周りをぐるぐる回りすぎ、溶けてバターになってしまう。サンボ一家はそのバターでホットケーキを焼いてたっぷり食べましたとさ……という話である。

[編集] 一斉絶版問題

イギリスでもアメリカでも、この絵本は広く受け入れられ、一時は黒人のイメージを向上させる本として図書館の推薦図書にまでなっていたが、1970年以降に突然のように人種差別との関連性が指摘されはじめ、各地の書店や図書館から姿を消した。(しかし、発売禁止や絶版の措置が取られたわけではなく、注文すれば購入できる状態ではある。)問題とされたのは、作品の中の男の子の名前「サンボ」がアメリカ合衆国における黒人に対する蔑称と共通しているということ、サンボが169枚のホットケーキを平らげる描写が「大喰らいの黒人」を馬鹿にしているのではないか、サンボの派手なファッションは黒人の美的センスを見くびっている、などである。

日本でも1953年に岩波版が登場して以来、常に人気の高い絵本であり、主要な出版社から70種類を越えるいろいろな版が出版されていたが、1988年、突然に事実上すべての出版社がこの絵本の出版を自主的に取りやめてしまうことになった。1988年ワシントン・ポストに掲載された日本の黒人のキャラクター人形に対する批判記事(マーガレット・シャピロ/東郷茂彦記者)を発端として海外の黒人表現を見直す動きに誘発され、当時結成したばかりの有田喜美子とその家族で構成される市民団体「黒人差別をなくす会」がこの絵本の主要な発売主である岩波書店およびその他の「サンボ」の日本語版絵本を出版していた各出版社(サンリオ学習研究社講談社小学館など)に本書は差別的と抗議し、さらに海外から日本大使館への抗議も多数寄せられた。岩波書店はこの本を絶版にし、他の出版社もこれに追随した。この結果、『ちびくろサンボ』は書店の店頭や図書館の書架から姿を消した。図書館や各家庭から『ちびくろサンボ』を集めて燃やすという過激な反応も一部であった。これらは、マスコミによって大きく取り上げられ、差別表現に神経質となった世論の影響が大きい。またカルピスの商標など、その他の黒人表現の自主規制にも繋がった。


こうした絶版措置を支持する声もある一方で、『ちびくろサンボ』に愛着を持つ人々からは「なぜこのすばらしい作品を消すのか」と不満が起った。サンボ(zambo)は南アメリカにおいて、インディオと黒人の混血を指す語であり差別語ではないとする反論や、「サンボ」「マンボ」「ジャンボ」はシェルパ族の中では一般的な人名であるという反論もなされている。

同様の植民地時代における黒人蔑視の思想を孕んでいるとされる作品としては、『ぞうのババール』、『ドリトル先生シリーズ』などがあるが、それらのいずれも日本国内で絶版措置がとられてはいない。

1988年の岩波書店版に引き続いてすべての出版社が絶版の措置をとったことは、この本が著作権を正式に取得していなかったためではないかという指摘もある。(複数の出版社が出版していたため、黒人差別との理由で抗議を受け絶版に至った場合どこかの出版社が「表現の自由」の侵害で訴訟を起こすはずである)

[編集] 日本における復刊

1989年一斉絶版措置に反対して『ブラック・サンボくん』(山本まつよ訳・阪西明子絵、子ども文庫の会)が出版されたが、大手の取次店での取扱いがなされなかったため、一般にはほとんど知られないままであった。

1997年10月に北大路書房から、原作者ヘレン・バナマンの著作権継承者であるイギリスRagged Bears Publishingとの契約に基づく改作本『チビクロさんぽ』(改作者森まりも)が出版され、後述するアメリカ版の改作本2作とともにマスコミに取り上げられた。本作は、「チビクロ」という名前の犬が散歩するという意図での改作であり、黒人そのものは登場しないが、本作出版後には、岩波版絶版のきっかけとなったといわれる市民団体「黒人差別をなくす会」から北大路書房への抗議が寄せられた。両者のやりとりは改作者森まりもこと信州大学教育学部教授守一雄のWebページ* [1]に公開されている。『チビクロさんぽ』出版をめぐっては、東京大学大学院教育学研究科教授市川伸一による『『チビクロさんぽ』の出版は是か非か』(北大路書房刊1998/12)という改作者らを交えた心理学者による電子討論の記録が出版されている。

1997年から1998年にかけては、主人公はアフリカ系黒人のまま名前をSamとしてストーリーも改変したSam and the Tigers(1996、邦訳『おしゃれなサムとバターになったトラ』(ブルース・インターアクションズ、1997))や、イラストを本来のインド風にして主人公とその家族を ババジ(Babaji)、ママジ(Mamaji)、パパジ(Papaji)としたThe Story of Little Babaji(1996、邦訳『トラのバターのパンケーキ』(評論社、1998))というアメリカでの改作の翻訳版の出版も相次いだ。

1999年5月には径書房から、『ちびくろさんぼのおはなし』が原著と同じ内容、装丁、タイトルで復刊され、2カ月で8万部を売った。訳者は灘本昌久。また彼の著書には『ちびくろサンボ』擁護の立場に立ってその経緯や差別論に関する議論をまとめた『ちびくろサンボよ すこやかによみがえれ』(径書房、1999年)がある。灘本昌久の報告によると絶版騒動の際に『ちびくろサンボ』の刊行を批判していた部落解放同盟中央本部のある、部落解放センターの書籍売場にこの2冊が平積みされていたという。

2005年6月に岩波版(光吉夏弥訳)の『ちびくろ・さんぼ』が瑞雲舎から17年ぶりに復刊され、5カ月で15万部を売った。ロサンジェルス・タイムズ紙をはじめ、海外のメディアは批判的にこの復刊を伝えたが、かつての絶版騒動の頃と違い、国内のマスコミが静観したこともあって、特に大きな問題とはなっていない。岩波書店はこの復刊を編集権の侵害として抗議したとされている。また、旧岩波版が抱えていた著作権問題は新しい瑞雲舎版でも解決されないままである。

[編集] 書籍情報

  • 『トラのバターのパンケーキ―ババジくんのおはなし』(ヘレン・バンナーマン、フレッド・マルチェリーノ(絵)、せなあいこ(訳)、ISBN 456600385X、評論社)
  • 『おしゃれなサムとバターになったトラ』(ジュリアス・レスター(文)、ジェリー・ピンクニー(絵)、さくまゆみこ(訳)、ISBN 4938339331、ブルース・インターアクションズ)
  • 『チビクロさんぽ』(へれん・ばなまん、森まりも(改作・訳・絵)、ISBN 4762820989、北大路書房)
  • 『チビクロひるね』(森まりもISBN 4762821179、北大路書房)
  • 『ちびくろさんぼのおはなし』(へれん・ばなーまん、灘本昌久(訳)、ISBN 4770501730、径書房)
  • 『The Story of Little Black Sambo』(ヘレン・バナーマン、灘本昌久ISBN 4770501722、径書房)
  • 『ちびくろ・さんぼ』(ヘレン・バンナーマン(文)、フランク・ドビアス(絵)、光吉夏弥(訳)、ISBN 4916016556、瑞雲舎)
  • 『ちびくろ・さんぼ2』(ヘレン・バンナーマン(文)、岡部冬彦(絵)、光吉夏弥(訳)、ISBN 4916016564、瑞雲舎)

[編集] 関連書籍

  • 『ちびくろサンボ絶版を考える』(径書房編集部、ISBN 4770500874、1990年8月、径書房)
  • 『ちびくろサンボとピノキオ―差別と表現・教育の自由』(杉尾敏明、棚橋美代子、ISBN 4250900428、1990年12月、青木書店)
  • 『焼かれた「ちびくろサンボ」―人種差別と表現・教育の自由』(杉尾敏明、棚橋美代子、ISBN 4250920305、1992年11月、青木書店)
  • 『『チビクロさんぽ』の出版は是か非かー心理学者・学生による電子討論の記録』(市川伸一編集、ISBN 4762821276、1998年12月、北大路書房)
  • 『さよならサンボ―『ちびくろサンボの物語』とヘレン・バナマン』(エリザベス・ヘイ、ゆあさふみえ(訳)、ISBN 4582333087、1993年1月、平凡社)
  • 『ちびくろサンボよすこやかによみがえれ』(灘本昌久ISBN 4770501714、1999年6月、径書房)
  • 『サンボ―アメリカの人種偏見と黒人差別』(ジョゼフ・ボスキン、斎藤省三(訳)、ISBN 4750319384、2004年7月、明石書店)

[編集] 関連項目

[編集] 外部サイト

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