おれはキャプテン
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『おれはキャプテン』はコージィ城倉の漫画作品。週刊少年マガジン2003年第41号より連載開始、2005年第1号まで連載され、以後マガジンSPECIALに掲載を移し、現在も連載中である。
現時点で『第1部・中学野球の章』と『第2部・くたばれ甲子園の章』とシリーズ化されている。
講談社のコミック単行本レーベル「KCマガジン」より単行本が発刊。2006年10月時点で12巻まで刊行されている。
注意 : 以降に、作品の結末など核心部分が記述されています。
目次 |
[編集] 第1部・中学野球の章
[編集] あらすじ
東京・狛江市にある公立中学校「狛駒中学校」野球部では、時期キャプテンが誰になるのかの話題で持ちきりとなっていた。その野球部に所属する霧隠主将は影の薄い補欠選手であり、部活にも熱心ではなく、家で引きこもりがちな生活を送り、その事を心配した母親が、担任であり野球部の顧問である教師に相談した所、荒療治として野球部のキャプテンに指名してしまう。 最初は本人も戸惑い、他の部員からも反発されるが、キャプテンとなった主将は、自らハードなトレーニングを課し、独創的な指揮を発揮し、反発していた部員達も徐々に引き込まれていく。
[編集] 登場人物
[編集] 狛駒中学
狛江市にある市立中学校。野球部の戦績は強豪と言う訳でも無い平凡なチームだったが、霧隠主将がキャプテンになった事により、一気に強豪チームとなる。
- 霧隠主将(きりがくれ かずまさ)
- 今作品の主人公。ニックネームは『カズマサ』。ポジションは捕手。部活に熱心ではなく、他の部員達から「霧の中に隠れて消えそうな部員」と冷笑されている。実は学年トップになるくらい頭は良い。将来は野球を中心としたフリーのスポーツジャーナリストになる事が夢で、その為に学生時代に野球を経験していた方が良いと考え野球部に入部している(その為、部活の成績には興味はない)。部活以外は部屋に閉じこもりパソコンでインターネットに明け暮れ、寝坊して遅刻したり休んだりしている。その事を心配した母親が、担任であり野球部の顧問である、草刈に相談した所、荒療治として本来は部員内での投票によって決められるキャプテンに独断で任命してしまう。当初はその事に戸惑うものの、やる気を出し、自らハードなトレーニングを課し、ほとんど独裁者に近い指導で部員達を引っ張っていく。当初は反発していた部員達も、試合に勝ち続けて行くに随い、カズマサの持つ不思議なカリスマ性で、徐々に引き込まれていく。目標とする野球スタイルは『打って打って打ち勝つ野球』。
- 本町(もとまち)
- カズマサの後輩でポジションは一塁手(時折捕手も行う)。当初はカズマサの事を補欠だと思い軽んじていたが、カズマサがキャプテンになり実績を重ねる事で、その能力を認め、カズマサに付いて行く事を心の中で誓う。小柄だが、野球センスはあり、カズマサから1番打者に指名される。後にカズマサの後を引き継ぎ野球部主将になる。
- 横須賀(よこすか)
- カズマサと同学年のチームメイトで、ポジションは投手。野球部次期主将候補だったが、カズマサにその座を奪われる。当初はカズマサを認めていなかったが、カズマサの指揮で勝ち続ける事で、徐々に認めるようになる。当初は上手投げだったが、ブロック決勝で対戦する千船中との対戦を前に、カズマサから下手投げに変更させられる。投法の変更に最初は反発するが、後にこの変更で野球人生が大きく変わる事になる。意外とカッカしやすい性格で、ブロック決勝でデレック井慈田(下記記載)から挑発され思わず殴ってしまい、退場処分を受けてしまう。
- 那巳川(なみかわ)
- カズマサと同学年のチームメイトで、ポジションは捕手で後に投手に転向。横須賀同様、野球部次期主将候補だったが、カズマサにその座を奪われる。同じく当初はカズマサを認めていなかったが、徐々に認めるようになる。カズマサによって、捕手から投手に転向させられるが、本人は結構目立つので喜んでいる。捕手出身なので、独特の投げ方をする。この投手への転向によって、横須賀同様、後に野球人生が大きく変わる事になる。
- 曽根(そね)
- カズマサと同学年のチームメイトで、ポジションは遊撃手。当初はカズマサの事を認めず、元々1番打者だったものをカズマサに9番打者にさせられ(これはカズマサの作戦ではあるが)、さらに怒るが、勝ち続ける事でカズマサの事を認めるようになる。
- 二瓶(にへい)
- カズマサと同学年のチームメイトで、ポジションは中堅手。当初はカズマサを認めず、1回戦で不注意なプレーから1回で交代させられさらに怒るが、勝ち続ける事でカズマサの事を認めるようになる。
- 蛭間(ひるま)
- カズマサと同学年のチームメイトで、ポジションは左翼手。当初はカズマサを認めていなかったが、勝ち続ける事で認めるようになる。当初は打撃に自信が無かったが、カズマサの特訓により、打てるようになった事を驚いていた。
- 江田(えだ)
- カズマサと同学年のチームメイトで、ポジションは二塁手。当初はカズマサを認めていなかったが、勝ち続ける事で認めるようになる。
- 三条(さんじょう)
- カズマサと同学年のチームメイトで、ポジションは右翼手。当初はカズマサを認めていなかったが、勝ち続ける事で認めるようになる。
- 山路(やまじ)
- カズマサと同学年のチームメイトで、ポジションは三塁手。当初はカズマサを認めていなかったが、勝ち続ける事で認めるようになる。何となく地味で影が薄い。
- 塚田柚希(つかだ ゆずき)
- カズマサのクラスメートで幼馴染。ニックネームは『ユッキー』。家が隣同士で互いの部屋も隣接している為、屋根づたいにカズマサの部屋を行き来している。野球部のマネージャーで、カズマサがキャプテンになり、それまでの自分の知っているカズマサが180°変わった事に戸惑い、驚いている。カズマサの事を好きな様子だが、顔には出していない。
- 草刈(くさかり)
- 狛駒中学校教師で、野球部顧問であり、カズマサの担任。生徒達からは影で『カリチャン』と呼ばれている。『環境が人を変える』が持論で、カズマサの母親から相談され、野球部主将に任命するが、その為に野球部が変わった事に驚き戸惑っている。監督としての指導力が心許ない為、部員達からは、少々軽んじられている所があるが、カズマサの特訓により、勉強が疎かになるのではないかと言う他の教師達の意見に対し、何か問題が出た際は自分が防波堤になると決意するなど、結構男気を持っている。
[編集] 喜田野中学
1回戦で狛駒中と対戦した中学校。互いに2㎞程しか離れていない為、頻繁に練習試合を行っている間柄。野球部員同士もだいたい顔見知り。カズマサがキャプテンになる前までは対戦成績は互角。
- 沢崎(さわざき)
- 喜田野中野球部キャプテン。カズマサと知り合いで、偵察に来たカズマサをマネージャーだと思い込んでいたが、対戦した際、キャプテンになった事を知り驚くと同時に、狛駒中の変わり様に驚いていた。
- 常本(つねもと)
- 喜田野中野球部のエース。シニアリーグのチームでエースになれず軟式に転向する。普通のチームなら大体エースになれる実力を持つが、狛駒中に18点とられて負けた事にショックを受ける。
[編集] 脇谷中学
2回戦で狛駒中と対戦した中学校。狛駒中とは正反対に『守って守って守り抜く』野球を目標にしている。
- 清原(きよはら)
- 脇谷中野球部キャプテン。カズマサと同じく、野球部顧問によってキャプテンに指名される。カズマサと同じく独裁的な指揮を取るが、カズマサのようなカリスマ性は無い。その代わりに主要選手達の弱みを握って脅迫し、チームの求心力としている。その為にチーム内では浮いた存在になっている。『番長日記』と言う自分のブログを持っている。
[編集] 千船中学
ブロック決勝で狛駒中と対戦した中学校。今大会の優勝候補。
- デレック井慈田(でれっく いじた)
- 千船中野球部キャプテン。ポジションは遊撃手。アメリカ人の父と日本人の母のハーフ。父親は元アメリカマイナーリーグの3Aの選手で、その血を受け継いでいるのか抜群の野球センスを持っている。狛駒中の『打って打って打ち勝つ野球』に興味を持ち、自分のチームにも取り入れる。決勝で足を負傷した事により、集中打を打たれ負けてしまうが、後にカズマサと大きな関わりを持つ事になる。
- 蝦名(えびな)
- 千船中野球部のエース。中学生ばなれした速球と、物凄いキレのあるカーブを投げるが、立ち上がりが異常に悪く、3回までは四球と死球を連発し、失点を重ねるものの、それ以降は誰もまともに打つ事は出来ない。蝦名もまた、カズマサと後に大きな関わりを持つ事になる。
- 千船中野球部の監督
- 割とのんびりしていて、部員に色々と言わないが、負傷を押して出場を続けるデレックと最後までストレートに拘る蝦名に対し「男がプライドを捨てたらおしめーだもんな」の名言と共に後押しする。
[編集] その他
- カズマサの父
- 日本を代表する家電メーカー『サニック』の社員。ビデオカメラやノートパソコンを社員価格で安く手に入れているが、ほとんどカズマサに使われている。子供には自主性を尊重している為か、あまり色々言わない。その為、影が薄い。
- カズマサの母
- カズマサが部屋に閉じこもっている事を憂慮し、担任の草刈に相談する。その事によりカズマサの環境が全く変わり、その変わり様にかなり戸惑っている。
- カズマサの妹
- 小学生。たまにカズマサの部屋でマンガを読んでいる事もあるが、ストーリーにはほとんど関わらない。
- ロジャー井慈田(ろじゃー いじた)
- デレックの父親で、元マイナーリーグの選手。球団をクビになり、日本の球団へ売り込みに来たが、通訳として採用されてしまい、その後、日本人女性と結婚し、デレックが産まれる。息子を一流選手に育て上げ、蝦名をメジャーリーグに売り込もうとしている。現在は食堂を経営しているが、味覚の違いからか恐ろしく口に合わず、その為か店は常に閑古鳥が鳴いている。
- 井慈田夫人(いじたふじん)
- デレックの母親で、旦那の経営する食堂の二階で学習塾を経営している。こちらの方は繁盛していて、食堂の経営不振をフォローしている。息子の為なら熱くなる。
[編集] 第2部・くたばれ甲子園の章
[編集] あらすじ
千船中との対戦から月日が流れ、カズマサは中学卒業を目前としていた。その後の狛駒中は、東京都大会を制し、関東大会から全国大会に出場し、ベスト8に進出する強豪校となっていた。特にカズマサは全国大会で5割2分6厘のアベレージを残し、名だたる強豪高校からスカウトされる程の選手となっていた。そんな中、顧問の草刈の知人の頼みから、強豪校である東香西校を見学する事になるが、そこで目にした『体育会』的な高校野球に嫌悪感を抱き、一緒に見学に行ったデレック井慈田と共に無名高校に進学し、自分達の好きな野球をする事を決意する。この計画の為に蝦名やデレックの父親を引き込み、カズマサの高校野球生活が始まる。
[編集] 登場人物
[編集] 朋王学園高校
狛江市と武蔵野市の中間に新設された私立高校。大手企業の『たこちゃんほんぽ』が学校経営に乗り出し創立された。スポーツに力を入れ、野球にも力を入れようとしていたが、当初は硬式野球部では無く、軟式野球部を創部させようとしていた。だが、カズマサの売り込みから硬式野球部に転向する。カズマサのアイデアによる特訓で鉄壁の守備を誇り、メンバー全員が1年生ながら西東京大会でベスト8に進出する程の実力をつけ、その後も、地区予選では必ずベスト8以上に進出する強豪高となっている。
- 霧隠主将(きりがくれ かずまさ)
- 第1部に引き続き、主人公。中学時代、全国大会に出場し、キャプテンとしてチームを引っ張りベスト8に進出する活躍を見せ、強豪高校からスカウトされる程の選手に成長する。そんな中、野球部顧問の草刈の頼みで、東香西高校を見学に行く事になるが、下級生をシゴく事を生き甲斐とする上級生や、それを知りつつ黙認している指導者達の姿を見て、その体育会系さと、現状抱えている高校野球の問題点に嫌気がさし、無名の新設校である朋王学園に進学。そこで強引に硬式野球部を作り、自らキャプテンになり甲子園出場を目指す。
- デレック井慈田(でれっく いじた)
- 千船中野球部元キャプテンでカズマサの盟友。初めて対戦して以来、友人となる。中学時代は狛駒中にことごとく破れるが、その野球センスからカズマサ同様、強豪高校から注目されている。ユッキーに惚れていて、カズマサとユッキーの家が隣同士なのを知り、毎日のようにバスで40分かけてカズマサの家に通っていた(だだし、ユッキーには相手にされていない)。カズマサについて行き東香西高校に見学へ行くが、その際カズマサと同じ思いをした為、カズマサの誘いで、朋王学園に進学する。父親譲りの野球の才能に加え、母親譲りなのか、カズマサに勉強を教えられる程頭が良い。
- 蝦名(えびな)
- 千船中野球部の元エース。デレックの父親ロジャーに鍛えられ、さらにレベルアップする(だが、立ち上がりの悪さは相変わらずで、それが原因で負けてしまうパターンが多い)。カズマサとデレックに引きずり込まれる形で朋王学園に進学する事になる。ロジャーは無名高校に進学して荒削りなまま、注目されずに日本のプロ野球からドラフトされないようにして、大リーグのチームに入団させようとしているが、本人は甲子園に行きたいし、アメリカには行きたくないと思っている。
- 塚田柚希(つかだ ゆずき)
- カズマサの幼馴染。中学卒業後は女子高に進学するつもりでいたが、カズマサと一緒にいた方が面白そうと考え朋王学園に進学し、野球部のマネージャーをかって出る。
- ロジャー井慈田(ろじゃー いじた)
- デレック井慈田の父親。カズマサの策略で朋王学園野球部監督になる。カズマサの事を「恐ろしい子供」と思いつつも、その才能を高く評価している。息子のデレックを甲子園に行かせたいが、蝦名を大リーグに入団させる事も諦めきれず、板挟みになっている。アメリカ人だが、甲子園に対して何故か人一倍思い入れがあり、その為に体育会系を必要悪として容認している節がある。チーム内ではカズマサのアイデアで『ボス』と呼ばれ、本人も気に入っている(カズマサはたまに『ロジャー』・『おとっつぁん』とか呼ぶことがあり、本人は嫌がっている)。
- 流山均一(ながれやま きんいち)
- 朋王学園野球部部長。高校生時代は甲子園大会でベスト8まで行き、大学で軟式野球に転向し優勝、『軟式の雄』と呼ばれる。朋王学園には軟式野球の監督として招かれるが、カズマサの売り込みで、その実力を認め、理事長に談判し硬式野球部に変える。本人は監督として甲子園を目指そうとしたが、カズマサの策略でロジャーが監督となり、野球部部長となってしまう。後に勘違いから東香西高校の監督にスカウトされるが、断っている。
- 本町(もとまち)
- カズマサの後を継ぎ、狛駒中キャプテンとなり、後を追うように朋王学園に入学する。入学前に試しに参加したノックで高校野球の厳しさを知り、カズマサから駄目出しされてしまう(実はカズマサは期待している)。元々のポジションは一塁手だが、カズマサから「自分のポジションをもう一度考えてみろ」と言われた事で、現在は捕手の勉強中。
- 日弦(ひげん)
- 本町と同じ歳の1年生。小学生の時、リトルリーグで世界一となったチームの4番打者だったが、その事で大人達から期待されていたのが嫌で、中学時代はサッカー部に入部するが、野球に対する想いが捨てきれず、朋王学園に入学する。元々は一塁手だったが、3年間のブランクは大きく、カズマサから投手になるよう指示される。体育会系の色がない朋王学園野球部の中で、唯一体育会系の匂いを持つ。
- 蟹江西人(かにえ さいと)
- 本町と同じ歳の1年生で、ニックネームは『ウエスト』。中学時代はリトルリーグで活躍し、流山部長から「逸材と言われる部類に入れてもいいかもしれない選手」と、その才能を高く評価されている。当初は朋王学園に入学するかどうか悩んでいたが、カズマサの不思議なカリスマ性に惹かれ、入学する事になる。
[編集] 松予野高校
西東京地区の強豪高校。横須賀がスカウトされ入学する。カズマサが1年生の時、全国大会に出場した。
- 横須賀(よこすか)
- カズマサにより、下手投げに変更させられるが、この事により隠れていた才能が開花し、那巳川と共に狛駒中の投手の二枚看板として全国大会でベスト8まで進出する原動力となる。卒業後スカウトされ松予野高に入学、1年生ながら控えの投手としてベンチ入りし、試合出場は無かったが、西東京大会を制し、甲子園球場の土を踏む。2年の夏吟南高校に敗れた後新チームではキャプテンに就任する。
[編集] 昭明高校
西東京地区の強豪高校。那巳川がスカウトされ入学する。
- 那巳川(なみかわ)
- 元々は捕手だったが、中学時代にカズマサのアイデアにより投手に変更させられる。この事により隠れていた才能が開花し、横須賀と共に狛駒中の投手二枚看板として全国大会でベスト8まで進出する原動力となった。これを評価され、昭明高にスカウトされ入学する。捕手出身の為「かつぎ投げ」「キャッチャー投げ」などと呼ばれる独特の投球フォームをするが、それがボールの出所を見えにくくさせると言う副産物を生み出し、球は速くはないが、絶妙のコントロールを持っている。一年の夏の大会終了後に監督の判断でエース格として指名される。これは上級生のエース候補を発奮させる為であったが、エース格に選ばれた彼のモチベーションと実力を上げ、実質的にもチームのエースとして認められる結果になった。
[編集] 東香西高校
西東京地区の強豪高校。カズマサをスカウトするべく、OBのルートで野球部への見学に誘うが、そこでカズマサに体育会系さの嫌な面を見せてしまい、結果的にカズマサやデレックが朋王学園に入学する原因を作ってしまう。
[編集] 栄光城学園高校
東東京地区の強豪高校。創立2年目の新設高校だが、全国から才能ある中学生をスカウトし、1・2年生のみのチームで夏の大会ベスト4、秋の大会優勝する。仏教系の私立高校で、運動部は野球部しか存在しない。
[編集] 吟南高校
西東京地区にある高校。野球部の実力は強豪高までは行かないが、結構強い。カズマサが2年生時の夏の地区予選で、松予野高校に勝利すると言う番狂わせを起こし、準々決勝で朋王学園と対戦する。上級生の理不尽なシゴキにより、2年生と3年生の仲は悪い。
- 二瓶(にへい)
- 狛駒中時代のカズマサのチームメイト。中学卒業後、この高校に進学する。中学時代より背が伸び、体格も良くなる。他の2年生と同じく、3年生との仲は良くなかったが、朋王学園と対戦後、3年生と和解する。