A.P. モラー・マースク
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A.P. モラー・マースク(デンマーク語:A.P. Møller - Mærsk A/S)は、デンマークの首都コペンハーゲンに本拠を置く海運会社グループ。ファンネルマークは青地に7角の白い星。コンテナ船部門では世界最大手である。
世界125カ国に拠点を置き、コンテナ船のほかにもタンカー、車両運搬船など全部で約250隻の船舶を保有(運航しているコンテナ船は約550隻)。海運以外にも流通、造船、石油やガスの採掘(Mærsk Olie og Gas AS)などを手がけている。
1904年、ピーター・マースク・モラー、アーノルド・ピーター・モラー親子が中古の汽船「スヴェンドボーグ」を購入して事業を開始。その後業容を拡大し世界屈指の海運会社へと成長。
1999年にはシーランド社の国際定航部門を合併(現在のマースク・シーランド)、2006年2月にはコンテナ船部門で世界第3位だったP&O ネドロイド(イギリス・オランダ系)を買収し(現在はマースクラインの名で運航)、さらに規模を拡大させた。
日本には現地法人である「マースク株式会社」が置かれ、国内8箇所に拠点を置いている。
[編集] 関連項目
- マースク航空