高橋宏之
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
高橋 宏之(たかはし ひろゆき、1957年10月30日 - )は日本のゲームクリエイター。 キャメロット代表取締役社長。弟は副社長である高橋秀五。
目次 |
[編集] 略歴
当初はエニックスに所属し、ドラゴンクエストシリーズの制作アシスタントを務めていた。
1990年、当時チュンソフトに在籍していた内藤寛らドラゴンクエストスタッフと共に独立。クライマックスを設立し、セガのもとでシャイニング&ザ・ダクネスを開発。1991年、ゲーム業界外にいた弟の高橋秀五とクライマックスのスタッフ一名を連れ、セガの出資を受けてソニックを設立。クライマックス、ソニックの両社の社長を兼ね、シャイニング・フォースを両社で共同開発する。その後、クライマックスの経営を内藤寛に任せて、シャイニング・フォースIIをソニック単独で開発する。
1994年、SCEの誘いを受けキャメロットを設立。そちらは弟の秀五に任せ、宏之はソニックでセガのゲームの開発を続ける。キャメロットが軌道に乗った所で、ソニックからキャメロットへスタッフを移行させ、宏之は社長に就任する。
宏之が社長に就任したのと同時期に、キャメロットは任天堂からゲームの開発を受けるようになる。その後マリオテニス・ゴルフシリーズの開発を続けるが、2006年に「Gプラネット構想」、オンラインPCゲームゴルフだいすき!の開発、そして任天堂との共同開発はしばらく行わない事を発表する。
次々と会社を設立し、プラットフォームを変え続けてきた事から、まわりからは「また発作か」などと言われているとか。
プロデュース作品の殆どでシナリオを担当しているが、一部では「英文をそのまま翻訳したもの」と評されるほど文章が硬く、あまり好評とは言えない。
[編集] 作品
- ドラゴンクエストIV 導かれし者たち:プロデュース補佐
- シャイニングシリーズ
- シャイニング&ザ・ダクネス:シナリオ、プロデュース
- シャイニング・フォース:ゲームデザイン、シナリオ(和智正喜と共同)、テキスト、プロデュース
- シャイニング・フォース外伝:シナリオ、プロデュース
- シャイニング・フォース外伝II:シナリオ(高橋秀五と共同)、プロデュース
- シャイニング・フォースII:シナリオ、プロデュース
- シャイニング・フォースIII
- シナリオ1:原作・シナリオ、ゲームデザイン、プロデュース
- シナリオ2:原作・シナリオ、ゲームデザイン、プロデュース
- シナリオ3:原作・シナリオ、ゲームデザイン、プロデュース
- シャイニング・ウィズダム:シナリオ、マップデザイン、プロデュース
- シャイニング・ザ・ホーリィアーク:ゲームデザイン、プロデュース
- マリオゴルフシリーズ
- マリオゴルフ64:ゲームデザイン、プロデュース(波多野信治と共同)
- マリオゴルフGB:シナリオ・ゲームデザイン、プロデュース(波多野信治と共同)
- マリオゴルフ ファミリーツアー:ゲームデザイン、プロデュース(波多野信治と共同)
- マリオゴルフGBAツアー:シナリオ・ゲームデザイン、プロデュース(波多野信治と共同)
- マリオテニスシリーズ
- マリオテニス64:ゲームデザイン、プロデュース(波多野信治と共同)
- マリオテニスGB:シナリオ・ゲームデザイン、プロデュース(波多野信治と共同)
- マリオテニスGC:ゲームデザイン、プロデュース(波多野信治と共同)
- マリオテニスアドバンス:シナリオ・ゲームデザイン、プロデュース(波多野信治と共同)
- モバイルゴルフ:シナリオ・ゲームデザイン、プロデュース(波多野信治と共同)
- 黄金の太陽シリーズ
- 黄金の太陽 開かれし封印:企画、シナリオ、プロデュース(波多野信治と共同)
- 黄金の太陽 失われし時代:企画、シナリオ、プロデュース(波多野信治と共同)
- ゴルフだいすき!:プロデュース
[編集] 関連記事
[編集] 関連リンク
カテゴリ: ゲームクリエイター | 1957年生 | 人名関連のスタブ項目