キャメロット (ゲーム会社)
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キャメロット(CAMELOT)は、日本のゲームソフト開発会社。
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[編集] 概要
所在地は東京都新宿区。セガエンタープライゼス(現セガ)の関連会社である株式会社ソニックで『シャイニング』シリーズを開発していた高橋宏之、高橋秀五の兄弟が、他機種参入のために1994年4月4日に設立。弟の秀五が社長に就任。デビュー作は大作ロールプレイングゲーム『ビヨンド・ザ・ビヨンド』で、次作『みんなのGOLF』が大ヒットする。(当時SCEIはゴルフゲームはせいぜい5万本しか売れないという見方をしており、発売には否定的だったのだが、キャメロット側が「プレイステーションをもっと売るためには、誰もが遊べるファミリー向けのソフトが不可欠」との考えにより、SCEI側の承認を受けぬままに開発に着手。モニターテストで高い支持を得たことでSCEIはしぶしぶOKした所、200万本の大ヒットに繋がる)
設立当初はソニックを兄が、キャメロットを弟が担当していたが、『シャイニングフォースIII』(発売:セガエンタープライゼス)の開発を機にキャメロットに一本化し、兄が社長、弟が副社長になる。その後、任天堂へのゲームソフトの供給に着手し、『マリオゴルフ』シリーズ、『マリオテニス』シリーズ、『黄金の太陽』シリーズなどを開発した。(『みんなのGOLF』開発チームはクラップハンズを設立して独立し、『みんなのGOLF』の制作を続ける)。
2006年8月1日、ソフトバンクグループのイレブンアップと協力し、オンラインゲーム『ゴルフだいすき!~ I LOVE GOLF! ~』を開発することを発表。当面、任天堂製のハードにゲームソフトを供給しないことを明らかにした。
[編集] 開発ゲームソフト
[編集] 任天堂発売
- マリオゴルフ64(NINTENDO64)
- マリオゴルフGB(ゲームボーイカラー)
- マリオテニス64(NINTENDO64)
- マリオテニスGB(ゲームボーイカラー)
- モバイルゴルフ(ゲームボーイカラー)
- 黄金の太陽~開かれし封印~(ゲームボーイアドバンス)
- 黄金の太陽~失われし時代~(ゲームボーイアドバンス)
- マリオゴルフ ファミリーツアー(ニンテンドーゲームキューブ)
- マリオゴルフ GBAツアー(ゲームボーイアドバンス)
- マリオテニスGC(ニンテンドーゲームキューブ)
[編集] ソニー・コンピュータエンタテインメント発売
[編集] セガエンタープライゼス発売
- シャイニングフォースIII シナリオ1 王都の巨神(セガサターン)
- シャイニングフォースIII シナリオ2 狙われた神子(セガサターン)
- シャイニングフォースIII シナリオ3 氷壁の邪神宮(セガサターン)
[編集] イレブンアップとの共同開発
- ゴルフだいすき!~ I LOVE GOLF! ~ (Windows)