電撃ネットワーク
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電撃ネットワーク(でんげきネットワーク)は、日本を代表する、怪我するほどに身体を張った芸で有名なパフォーマンス集団である。日本ではその過激さゆえ敬遠されがちだが、欧米諸国では「TOKYO SHOCK BOYS」の名で知られ、高い評価を得ている。
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[編集] メンバー
- 南部虎弾。元ダチョウ倶楽部リーダー。芸のためなら命を惜しまない人。
- 三五十五。立て板に水のような喋りが得意で、MC役を務める。一番怪我の少ない人。
- ギュウゾウ。元右翼だが実はインテリ。その怪我は伝説の域に達している。
- ダンナ小柳。ギュウゾウ共々怪我が絶えない。電撃の芸はこの人から始まった。
[編集] 略歴
- 1991年、デーブ・スペクター氏の紹介によりLAの人気番組「ベスト・オブ・ザ・ワースト」に出演。これが世界進出のきっかけとなった。TOKYO SHOCK BOYSという名がついたのもこの時で、「’電撃ネットワーク’じゃ外国人は発音できないから」とデーブ氏が命名した。
- 1992年、カナダの世界的コメディフェスティバル「ジャスト・フォー・ラーフス」からの招待をうけ出演、大成功を収める。以降、世界中から出演依頼がはいるように。
- 1997年、ニューヨーク・オフブロードウェイに進出。3ヶ月で71公演という日本人初の快挙を成し遂げる。
- 1999年、FUJI ROCK FESTIVALに初出演。
[編集] 主な芸
- サソリを使った芸。
[編集] その他
- トランス系ミュージックを中心に、音楽と連動した活動も展開しており、CDの楽曲の作曲・アレンジや、ライブでのキーボードプレイヤーとして、genji/nishikataが参加している。
- パフォーマンスは「人体実験」と称されるほどに過激で、時に下品であったりするのだが、単なる見世物小屋で終わらないのが彼らである。genji/nishikataの音楽と三五十五のMCでの流れるような進行、時にはストーリー仕立てで観客を楽しませるなど、様々な演出で一流のエンターテインメントに仕上げている。
- 日本国外での人気が圧倒的な彼らだが、特にオーストラリアでは非常な人気を誇る。日本人としては初めて、現地のテレビCMに出演した。
[編集] 出版物
CD
- 俺はもうダメだ(06年6月)
- 電撃伝説(05年4月)
- SASORI(02年7月)
- PUNK JAP(01年3月)
- YELLOW GROOVE(00年10月)
- gero-gero(99年10月)
- 富山米 (93年8月)
- ガツン!(93年6月/廃盤)
コンピレーション作品
- PHAT WAXX (04年06月)
- MEGALOMANIACS/SHOW TIME (01年03月)
- 熱唱!! ストリートファイターII (92年12月)
コラボレーション作品
- FLY HIGH/サソリ feat.電撃ネットワーク(02年1月)
DVD
- 電撃伝説~15周年だよ全員集合!~(05年9月)
- 電撃ネットワーク ベスト(01年3月)
VHS
- ベスト・オブ・ザ・ワースト(01年3月)
- MADE IN JAPAN (00年10月)
- 公開人体実験 (99年08月)
書籍
- 電撃伝説―ちょっとあぶない世界の楽しみ方 (00年9月)
(注・既刊の「オレ達外国じゃあビッグスター」に書下ろしを加え再編集したもの)
- オレ達外国じゃあビッグスター(98年11月)
- 電撃ネットワークの「かかって来い!」痛ッ!(95年3月)
- 電撃ネットワーク南部の公開処刑(95年3月)
[編集] 出演
[編集] TV
- テレフォンショッキング ゲスト(フジテレビ)
- お笑い芸人歌がうまい王座決定戦スペシャル(フジテレビ)
[編集] CM
- サムソンV (日本コカ・コーラ)
[編集] 外部リンク
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