デーブ・スペクター

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デーブ・スペクター（Dave Spector、1954年 5月5日 - ）は、テレビプロデューサー兼外国人タレントである。俳優としても活躍する。

[編集] 経歴

[編集] 生い立ち

アメリカ・イリノイ州シカゴでロシア系ユダヤ人の家庭に生まれた。本名はデイヴィッド・マーク・スペクター（David Mark Spector）。

幼い頃は名子役としてコマーシャル（有名なのがケロッグ社のコーンフレークのCM）などに出演、人気を得ていた。

小学校5年生の頃、転校してきた日本人ワタル君を驚かせようと「郵便局どこですか？」という簡単な日本語を披露したところ、ワタル君は大変に感激、デーブもそれがきっかけで日本に強い興味を持つようになる。デーブはワタル君が持っていた週刊少年サンデーや週刊少年マガジンなどの少年漫画に興味を持ちはじめ、漫画を読みたいという気持ちから、アメリカの学校の授業が終わった後、週1回、1時間の日本語授業を地元の日本人学校で受け、日本語を学んだ。日本の漫画をよく読んでいたことについては、おそ松くんに出てくるチビ太がいつも手にしているおでんを見て、それが食べ物であると知るまで「何らかの武器であるに違いない」と信じ込んでいた、と語っていることからも窺える。

また、若い頃に現地での日本語弁論大会で優勝した経験も持つ。

[編集] 日本留学

1972年上智大学に留学し、1975年シカゴ放送学校を卒業。ABCのプロデューサーとして再来日する。ちなみに、日本に初めて来たときに思いついたダジャレは「住めば都はるみ」というもので、時々メディアでも明らかにしている。

[編集] 結婚

1976年、副業で日本人の旅行ガイドをしているときに、後に結婚する京子とロサンゼルスのニューオータニで出会う。彼女はそこで、コンシエルジュとして働いていた。その時デーブは、憧れていた加山雄三から取ったユウゾウと名乗っていたので、京子は最初彼を日本人のハーフに違いないと思ったらしい。

1981年に結婚。結婚式は、彼の地元シカゴで行ったそうだが、結婚披露パーティーの司会進行役は新郎であるデーブ自身でやってしまったとのこと。

[編集] 芸能活動

フジテレビ「笑っていいとも!」で「デーブ・雄三・スペクター」名でデビュー。その外国人離れした言動と巧みな話術に注目が集まり、徐々にテレビタレントとしての活動に軸足を置くようになり、ドラマやCMなどにも活動の場を広げる。

現在は「ダジャレを発するアメリカ人」として、バラエティで重用される一方、「ABCプロデューサー」「日米芸能界のスペシャリスト」として各種情報番組のコメンテーターとしても活躍する。

[編集] 現在

ワイドショーの出演が多く、『情報プレゼンターとくダネ!』では海外芸能コーナー「スターまるみえチャンネル」のコメンテーターを務める他、テレビ朝日系、朝の情報番組『やじうまプラス』で月曜日コメンテーターを務める。また、TBS系列の『サンデージャポン』、NTV系列の『ザ・ワイド』にもレギュラー出演している。2006年9月10日エンジンをかけるとエンジン部分から煙が噴出し愛車、シボレー・コルベットが燃える珍事が起こった。

テレビプロデューサーとしては、「愛する二人別れる二人」に対し、「本物はもっと凄い」とオリジナルの「ザ・ジェリースプリンガーショー」の放映権を直接買いに行ったというエピソードが有名である。

『ザ!情報ツウ』でコメンテーターとして登場した際、ゲストにボブ・サップが登場。その際、通訳がいることについて、「なんで通訳の人がいるんですか？　僕がいるのに」と発言した。冗談ではあるが、語学力にかなりの自負をもっていることが窺われる。また、日テレのものまね番組で郷ひろみのものまねを披露したが、福澤朗に「あなたは外国人を演出していただけなんですね」と指摘され、彼の前に出ていたホリにも「なんだかデーブさんを見ていると、俺たちの方がまだまともかなと思いました」と突っ込まれていた。

また、アメリカの番組で日本人のトースト画家（トーストの焦げ目で絵を描く人）の通訳として出演したこともあった。

金髪で出演する事が多いが、元々彼は茶髪・茶色目らしく（実際、過去の写真などでは髪が茶色である）、カラーコンタクトをつけ、髪も金色に染めたりハイライトを入れるなどしてテレビに出ているという。日本人の持っている典型的な「アメリカ人」のイメージ（金髪碧眼）に近付ける、いわば「外国人を演出する」一環と思われる。

夫人とともに都内の一流ホテルに長期滞在していて、ホテル生活は数十年に及んだ。

[編集] 出自・職業についての諸説

テレビプロデューサーの肩書きだが、CIAのスパイ説や、埼玉県出身説などの俗説がある。埼玉出身説に関しては、周りに「デーブさんはアメリカ出身なんかじゃなくて、埼玉生まれの埼玉育ちじゃないですか」と振られたあとに、本人もギャグで乗ることも多い。CIA スパイ説については、「笑っていいとも!」に出演していた頃、当時のいいとも青年隊だった久保田篤が、彼が住んでいるホテルに遊びにいったところ、ホテルの部屋にテレビ用機材が多数設置されているのを見て、「デーブさんは、CIAのスパイなんですか？」と尋ね、それを本人がギャグにしてしまった、との話がある。

日本語があまりに流暢であり、また日本の諸事情にも非常に詳しいことから、前述の埼玉県出身説を始め、彼が実は日本人あるいは日本人と欧米人との間のハーフではないかとの噂が絶えない。これに関連して、アメリカ人（ネイティブ）なら英語は当然できるはずだ、というテレビ番組の企画で英検1級を受検し不合格になったが、これはあくまでもテレビ番組の企画としてだったので、場所や受験時間、試験官、等が正当な受験ではなかった。その為、その後に正式な受験手続きを取って受験し、合格している。同様に、TV番組の企画で、ある大学の英語の入試問題を解いたことがある。このときにデーブが語った「（英語の問題文の）その表現は100年前の英語だよ」というコメントを参考に、その大学では入試問題の検討をしている。

[編集] 政治的スタンス

政治的なスタンスにおいては1980年代～1990年代は、湾岸戦争時のコメントに見られるように体制に懐疑的な発言をしていた。ライブドア元社長の堀江貴文に対しては、一貫して反堀江を貫いた。

[編集] ドラマ

Digital Creators'01 地球大爆破
離婚弁護士
時間ですよ・新春スペシャル梅の湯はギャグでいっぱい
お姉さんの朝帰り

他色々

[編集] 映画

日本以外全部沈没

[編集] CM出演歴

日産自動車「マキシマ」
日清食品焼きそば「UFO」（「UFO仮面ヤキソバン」で、強敵「ケトラー」を演じた）

[編集] 関連項目

[編集] 外部リンク

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