金子彰史
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金子 彰史(かねこ あきふみ)は日本のゲームクリエイター。 メディア・ビジョンエンタテインメント所属。
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[編集] 略歴
当初は日本テレネット所属のゲームデザイナーであった。 主に天使の詩シリーズの制作に参加。西健一のアシスタントを務めた後に、続編で制作の指揮を執るようになる。
1993年、福島孝らと共にメディア・ビジョンを設立。ソニー・コンピュータエンタテインメントのもとでプレイステーション用ゲームの制作を開始。同社のゲームデザイナーを統括する立場であったが、ワイルドアームズ ザ フィフスヴァンガードの制作を期に開発から離れ、プロデューサーとしての活動を開始する。ただし、BGM発注担当など、プロデューサー以外の仕事も色々とこなしている模様。
現メディア・ビジョンエンタテインメント常務。(2006年10月現在)
[編集] 人物
- 九州生まれ。
- 2006年11月現在、ワイルドアームズ携帯サイト「WILD ARMS MOBILE」に掲載されている日記「ブルーブックリポート」で自分の事を「30過ぎのオッサン」と発言している事から少なくとも30歳以上であると推測される。
- なるけみちことは日本テレネット時代からの仕事仲間。
- 日本テレネットへの入社のきっかけはフロム・エー。なるけみちこもフロム・エーがきっかけとの事。
- 漫画・映画・特撮番組・オカルト・プロレス好きとして有名で、手がけた作品にはそれらに影響された要素が多いだけでなく、様々なパロディも多々見受けられる。ワイルドアームズシリーズで使われている「ッ!」と語尾に付ける独特の台詞回しはジョジョの奇妙な冒険やグラップラー刃牙が影響していると思われる。
- たまにトークで野球ネタを絡めたりしており、ワイルドアームズ セカンド・イグニッションの攻略本で「次回のWAは野球ゲームです」と発言し、その件についてソニーのN氏に(勿論冗談で)伝えた際に「バカな事言ってないでさっさと仕事しろ」と全力で否定された。
- 味の付いたご飯が好きで、特に炒飯が大好物。
- ワイルドアームズ ザ フォースデトネイターの攻略本で行われたうろ覚えでキャラクターを描く企画にて氏の独特なセンスが輝くとてつもないキャラを生み出し、ファンの間では語り種となっている。
- 大の注射嫌い。幼少期は泣いてごねて、小学校に入ってからは「宗教上の理由で」という大嘘をついて注射を免れた。初めて注射を打ったのは20歳を過ぎてから。
[編集] 作品
- 天使の詩:企画アシスタント
- 天使の詩II:ディレクション、シナリオ
- クライムクラッカーズ:ゲームデザイン
- クライムクラッカーズ2:ゲームデザイン
- ワイルドアームズ:トータルデザイン、シナリオ
- ワイルドアームズ セカンド・イグニッション:トータルデザイン、シナリオ
- ワイルドアームズ アドヴァンスドサード:トータルデザイン、シナリオ
- ワイルドアームズ アルターコード・エフ:トータルデザイン、シナリオ
- ワイルドアームズ ザ フォースデトネイター:トータルデザイン、シナリオ
- ワイルドアームズ ザ フィフスヴァンガード:プロデュース
- セツの火:プロデュース