ワイルドアームズ ザ フィフスヴァンガード
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ワイルドアームズ ザ フィフスヴァンガード | |
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ジャンル | RPG |
対応機種 | プレイステーション2 |
開発元 | メディア・ビジョンエンタテインメント |
発売元 | ソニー・コンピュータエンタテインメント |
人数 | 1人 |
メディア | DVD-ROM |
発売日 | 2006年12月14日 |
価格 | 6,980円(税込) |
対象年齢 | B (12才以上対象) |
『ワイルドアームズ ザ フィフスヴァンガード』(WILD ARMS the Vth Vanguard)は、メディア・ビジョンが開発、ソニー・コンピュータエンタテインメントが販売する、2006年12月14日に発売されたロールプレイングゲーム。ワイルドアームズシリーズの5作目。
今作はシリーズの10周年目を記念した作品である。この転機に、シナリオ原案は黒崎薫、キャラクターデザインは佐々木知美を起用してシリーズを一新させた。
また、テーマソングについても、前作まで担当していた麻生かほ里から、本作に登場するレベッカ・ストライサンド役の水樹奈々が担当することになった(作曲もなるけみちこからElements Gardenの上松範康へ)
ファンの間でも評価が非常に高かった要素であるテーマソングが変更となったことにより、インターネット上の掲示板等で波紋を呼んでいる。
また、一部で囁かれていた「麻生かほ里ラストバトルBGM・EDテーマ参加説」もサウンドトラックの情報(ラストバトルBGM・EDテーマは水樹奈々が歌う)が発表された今では完全に消滅した。
注意 : 以降に、作品の結末など核心部分が記述されています。
目次 |
[編集] キャラクター
- 本編の主人公。16歳の少年。古代文明の遺産である機械仕掛けのロボット(=ゴーレム)を追い求める『ゴーレムハンター』を目指す。武器はショベル。辺境の村で育ち、いつかゴーレムを求めて荒野を駆けたいと思っている。宝物はゴーレムのネジ。使用ARMはツインフェンリル。なお、開発発表時ARMを使っている資料は一切無く、スコップを持ち歩いているショットや公式イラストからユーザーからは「今度の主人公の武器はスコップ?」「遂に主人公がARM要員を降りた?」等と誤解されたという逸話がある。
- レベッカ・ストライサンド CV:水樹奈々
- 16歳の少女。ディーンの幼馴染で、恋心を抱いているも素直になれていない。困っている人は見逃せない正義感の反面、物事を的確に判断できる冷静さを持ち合わせている。お化けとヘビのようにくねくねしたものが苦手。
- アヴリル・ヴァン・フルール CV:伊藤静
- ゴーレムの左腕に包まれて空から落ちてきた謎の女性。記憶を失っており、『ジョニー・アップルシード』という言葉以外の記憶がない。年齢は外見から20歳前後であると推測される。物語の最重要人物である。
- 彼女の正体は12000年前の古代技術時代(エンシェント・ファルガイア)に栄えた王家の女王。当時の強硬派のリーダー格で、絶対たる権限と冷静な判断力から「氷の女王(リリティア)・アヴリル」と呼ばれていた。コールドスリープにより長きに亘って眠っていたが、ベルーニ族強硬派最高指令ヴォルスングによって目覚めた。
- グレッグ・ラッセルバーグ CV:志村知幸
- 34歳。世間ではゴーレムクラッシャー・グレッグの異名を持つ一匹狼。ゴーレムを発見しては、片っ端から爆弾で破壊するという噂で、ゴーレムハンター達から指名手配を受けている。
- ベルーニ族四天王(フォーカード)の1人、カルティケヤに妻子を目の前で殺された過去をもつ。
- キャロル・アンダーソン CV:谷井あすか
- 12歳。「酒像郷ゴウノン」の近くにあるほこらの中で出会う少女。迷子の連れを捜していて、自分が迷子になってしまったらしい。見た目は子供だが、大人も驚くほどの知識を持つ。その一方で豪快に転ぶといったドジな一面も併せ持っている。また控えめな性格なため、仲間たちからよく可愛がられている。
- チャック・プレストン CV:花輪英司
- 19歳。鉱山町ミラパルスで出会う青年。ディーンが憧れるゴーレムハンター(ただし、見習い)。ゴーレムクラッシャー・グレッグを捕まえるためにミラパルスへとやってきた。二枚目でキザな口調とは裏腹に、押しに弱く気が弱い面を持ち合わせているため、カッコつけの印象はぬぐえない。場の空気が読めず、「その場の空気を瞬時に凍らせる口撃」という、強烈な必殺技を持つ。過去の弱い自分と決別したいがために使い方が難しい大型パイルバンカーを使用する。
- ヴォルスング CV:東地宏樹
- ファリドゥーン CV:山野井仁
- ペルセフォネ CV:甲斐田裕子
- カルティケヤ CV:青山穣
- 教授 CV:郷里大輔
- 本名は「エルヴィス」
[編集] 守護獣
- 天のガーディアン ソラス・エムス
- ファルガイアの天を揺蕩いし魔力が収束し具現化した姿。
- 海のガーディアン ルカーディア
- ファルガイアに存在する生命の起源である海より発せられし「生」のエネルギーが具現化した姿。
- 運のガーディアン チャパパンガ
- ファルガイアの物理法則に支配された確率を司る「運」が具現化した姿。
- 剣のガーディアン エクイテス
- ファルガイア自身が外敵より身を護るための力を具現化した姿。
- 山のガーディアン ディノギノス
- ファルガイアと人間の絆を加護する力が具現化した姿。
- 月のガーディアン セレスドゥ
- ファルガイアの闇夜にひっそりと漂う「負」のエネルギーが具現化した姿。
[編集] ゲーム内用語
- ジョニー・アップルシード(種を蒔く人)
- 物語のキーワードとなる人物。実はある特定の人物ではなく、その時代で人々を導く開拓者のことをこう呼んでいる。先代のジョニー・アップルシードはベルーニ族穏健派のバーソロミューで、現在のジョニー・アップルシードは12000年前の氷の女王(リリティア)であるアヴリル・ヴァン・フルールである。
- 惑星改造装置 TFシステム
- ファルガイアの惑星環境に適応できないベルーニ族のために開発された機構。この装置により、ファルガイアはベルーニ族が安全に居住できる環境になるが、原生生物が全て死滅するという大きすぎるリスクをはらんでいる。ファルガイア上に4箇所に分散して存在する。
- 浄罪の血涙(ダークネスティア)
- ヒトの生命力をエネルギーにし、物理的なダメージへと変換する砲撃機構。
[編集] テーマソング
- Justice to Believe(オープニング 歌:水樹奈々)