野村宏伸
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野村 宏伸(のむらひろのぶ、1965年5月3日 - )は東京都出身の俳優である。血液型はB型。
1984年、映画「メイン・テーマ」のオーディションで23000人の中から選ばれて俳優デビューし、日本アカデミー賞の新人賞を受賞。1986年に「キャバレー」で映画初主演、1987年に「ラジオびんびん物語」でテレビドラマ初出演を果たす。
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[編集] プロフィール
デビュー以来数年間は、俳優というよりアイドル路線での芸能活動であった。『教師びんびん物語』でアイドル俳優としてブレイクしたことや、歌手活動も行っていたことからアイドルとしてみなされていたといえる。その後は、役者としての演技活動を主力としていき、本格派俳優としての地位を確立することになる。
歌手としてのヒット曲はないが、ファンの間では『11月NOVEMBER白書』(作詞:山川啓介/作曲:伊藤銀次/編曲:鈴木茂)や『ウィンク・キラー』(作詞:松本隆/作曲:和泉宏隆/編曲:大村雅朗)が良く知られている。特に『ウィンク・キラー』はTHE SQUAREのヒット曲『OMENS OF LOVE』(スクェアの10thアルバム『R・E・S・O・R・T』の1曲目に収録)のカヴァーであり、小泉今日子もカヴァーしたことから野村ファン以外の間でも知られているといえる。
[編集] 出演ドラマ
- ラジオびんびん物語(1987年、フジテレビ系列)
- NHK大河ドラマ 独眼竜政宗(1987年、NHK)
- あぶない雑居カップル(1987年~1988年、テレビ朝日系列)
- 教師びんびん物語(1988年、フジテレビ系列)
- 追いかけたいの(1988年、フジテレビ系列)
- 教師びんびん物語Ⅱ(1989年、フジテレビ系列)
- あの夏に抱かれたい(1989年、日本テレビ系列)
- 過ぎし日のセレナーデ(1989年~1990年、フジテレビ系列)
- NHK朝の連続テレビ小説 凛凛と(1990年、NHK)
- 世にも奇妙な物語 『楊貴妃の双六』(1990年、フジテレビ系)
- 君だけに愛を(1991年、日本テレビ系列)
- 痛快時代劇 赤頭巾快刀乱麻(1991年、NHK)
- なんだらまんだら(1991年、フジテレビ系列)
- 素敵にダマして(1992年、日本テレビ系列)
- キライじゃないぜ!(1992年、TBS系列)
- 丘の上の向日葵(1993年、TBS系列)
- 南部大吉交番日記(1993年、NHK)
- 家族A(1994年、TBS系列)
- Missダイヤモンド(1995年、テレビ朝日系列)
- NHK朝の連続テレビ小説 あぐり(1997年、NHK)
- ニュースの女(1998年、フジテレビ系列)
- 素晴らしき家族旅行(1998年、テレビ東京系列)
- なごや千客万来(2000年、NHK)
- ショカツ(2000年、関西テレビ・フジテレビ系列)
- ムコ殿(2001年、フジテレビ系列)
- ファイティングガール(2001年、フジテレビ系列)
- 生存(2002年、NHK)
- 夢のカリフォルニア(2002年、TBS系列)
- 名古屋仏壇物語(2002年、NHK)
- ナイトホスピタル(2002年、読売テレビ・日本テレビ系列)
- 麻婆豆腐の女房(2003年、NHK)※ゲスト出演
- ジイジ~孫といた夏(2004年、NHK)
- ジイジ2~孫といた夏(2005年、NHK)
- 都立水商!(2006年、日テレ系列) 黒沢忠夫役
- 弁護士 灰島秀樹(2006年、フジテレビ系列)
ほか
[編集] 出演映画
- メイン・テーマ(1984年)
- ボビーに首ったけ(1985年)
- キャバレー(1986年)
- 恋人たちの時刻(1987年)
- 天と地と(1990年)
- 大失恋(1995年)
- 学校の怪談(1995年)
- 学校の怪談2(1996年)
- 学校の怪談3(1997年)
- 時をかける少女(1997年)
- F(1998年)
- ジューンブライド (1998年)
- 極道の妻たち-赤い殺意-(1999年)
- 花と蛇(2004年)
- ラブドガン(2004年)
- 丹下左膳 百万両の壺(2004年)
[編集] 出演舞台
- NEC 文豪Mini(-年)
- 太陽と月に背いて(1999年)
- 青春・最終章~僕たちの決算~This is our Youth(2000年)
- やとわれ仕事(2004年)
[編集] 出演CM
[編集] 出演ラジオ
- 野村宏伸のスーパー&NEW イカした仲間たち(?年~1996年3月、エフエム愛知ほか全国10局程度をネット)