豊川高等学校
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豊川高等学校 | |
過去の校名 | 私立豊川中学校 |
国公私立の別 | 私立学校 |
設置者 | 曹洞宗 豊川閣 |
共学・別学 | 男女共学 |
課程 | 全日制・定時制 |
学科 | 全日制普通科 特進コース 情報クリエイティブコース 総合コース 定時制 |
所在地・連絡先 | |
所在地 | 〒442-0029 |
愛知県豊川市末広通一丁目37番地 | |
電話番号 | 0533-86-4121 |
外部リンク | 公式サイト |
豊川高等学校(とよかわこうとうがっこう)は、愛知県豊川市末広通一丁目にある私立の高等学校である。通称は川高(かわこう)。
目次 |
[編集] 概要
- 曹洞宗寺院である豊川稲荷を母体とした旧制中学校相当の僧侶の夜間中等教育機関として創立されたため、定時制の方が全日制よりも長い伝統がある。学制改革直後は、附設の豊川中学校を持っていたが、中学卒業後の県立高への流出が1950年代に目立ったため、附設中学校は廃校した。
- その後、1970年代に「成績最下層の行く荒れた学校」という目で新聞報道もされ、1980年代前半もそのマイナスイメージを払拭できなかったが、1980年代後半に長野県の篠ノ井旭高校再建で名を馳せた若林繁太氏を校長に迎え、マイナスイメージをプラス向きにすることができた。
- 若林繁太氏退任後も特進コース新設等の積極策で、滑り止めでない学習意欲のある単願者の増加に努めた。近年では進学実績の向上に加え、硬式野球部の活躍がみられる。
- 同校教諭に『オール1の落ちこぼれ、教師になる』の著者、。宮本延春氏がいる。ちなみに同校の定時制課程の卒業生である。
[編集] 校訓
- 和敬・信愛・利他・報恩
[編集] 特色
- 生徒自ら選択可能な柔軟なカリキュラムによる学力の向上と、個性的な行事、文武両道を目標とする部活動が主な特色である。
[編集] 教育課程
- 全日制(普通科)
- 定時制
※寺院子弟には、豊川稲荷専門僧堂で修行しながら定時制に通学するコースが設置されている。
[編集] 行事
- オールナイトウォーク 愛知県民の森から同校までの42.8キロを夜通しで踏破する。
- 豊川学園フェスティバル 学園祭。芸能人や地元有名人などのゲストが呼ばれる野外ステージなどが催される。
[編集] 入学
- 入学試験は、面接や学力試験などが課される。
- 校名は豊川高等学校だが、豊橋市を中心に東三河全域から入学者が多い。
- 公立高校受験者の滑り止めとして同校を併願する受験生も多いが、地元東三河の私立高校では最も高難易度である。ただし、公立王国と揶揄されるように公立高校の絶対的な価値観が存在する愛知県において、東海高校や滝高校のような難関私立高校とは一線を画く低いレベルである。
[編集] 進学
[編集] 出身有名人
- 白井孝幸 元プロ野球投手。
- 内藤尚行 元プロ野球投手、タレント・ギャオス内藤。
- 白井康勝 元プロ野球外野手。
- 久保田治 元プロ野球投手。
- 森谷昭仁 プロ野球選手外野手
- 澤井道久 プロ野球選手内野手
- 森福允彦 プロ野球選手投手
- 宮本延春 同校数学科教諭、中学校の成績がオール1だった。同校定時制⇒国立名古屋大学理学部物理学科⇒同大大学院