西武バス狭山営業所
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西武バス狭山営業所(さやまえいぎょうしょ)は、狭山市駅を中心とする狭山市、入間市周辺路線を所管する営業所である。所在地住所は、埼玉県狭山市柏原391-2。
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[編集] 沿革
- 1994年、狭山台団地バス停傍にあった(旧)狭山営業所の所管をほぼ全系統川越営業所に統合する形で、一時廃止。敷地は西武観光バス営業所敷地として譲る。2002年9月 飯能営業所・川越両営業所の一部路線を移管し、現在地に新たに営業所敷地を造成・発足。主に西武新宿線狭山市駅西口を発着する路線を受け持つ。
[編集] 現行路線
[編集] サイボクまきばの湯線
- 狭山21:狭山市駅西口~新富士見橋~西武柏原入口~下宿~サイボクまきばの湯
サイボクまきばの湯は、日高市にある温泉施設である。サイボクとは、ハムの製造を行う埼玉種畜牧場という会社の愛称であり、まきばの湯に隣接して本店や工場がある。もともとこの線は、同社前の「埼玉牧場」(現・柏苑)までの運行であったが、温泉の完成に伴い2004年に1停留所間を延長した。
[編集] 日生団地線
- 狭山22:狭山市駅西口~新富士見橋~(直通)~日生団地
- 狭山22:狭山市駅西口~新富士見橋~つつじ野団地中央~日生団地
- 狭山22-1:狭山市駅西口~新富士見橋~(直通)~日生団地~狭山工業団地~武蔵野学院大学
- 狭山22-1:狭山市駅西口~新富士見橋~つつじ野団地中央~日生団地~狭山工業団地~武蔵野学院大学
- 狭山29:狭山市駅西口~新富士見橋~つつじ野団地中央~日生団地~狭山工業団地~智光山公園
- 狭山29:狭山市駅西口~新富士見橋~(直通)~日生団地~狭山工業団地~智光山公園
- 狭山29-1:狭山市駅西口~新富士見橋~つつじ野団地中央~日生団地~狭山工業団地~狭山営業所
- 深夜バス:狭山市駅西口→新富士見橋→つつじ野団地中央→日生団地→狭山工業団地→狭山営業所→柏原中学校入口→中央公園前→西武柏原ニュータウン
狭山市駅の北西2kmほどのところにある日生団地へは、以上のような路線が運行されている。系統数が大変多いが、本数の大半を日生団地折り返し便と智光山公園発着便が占め、武蔵野学院系統は通学時間帯のみ、営業所系統は始終発周辺のみ、いずれも少数運行されているだけである。これらの線は、近隣のつつじ野団地の輸送もあわせて行っているが、通勤時間帯を中心に「直通」と称する同団地を経由しない系統が設定されている。(新富士見橋~上広瀬郵便局間をショートカットする)
深夜バスは(旧)狭山営業所時代の行き先方向幕に、「狭山24-1」という系統番号を付与書き込みがされていた。
[編集] 稲荷山公園・柏原ニュータウン線
- 狭山24:狭山市駅西口~新富士見橋~西武柏原入口~柏原西~中央公園前~西武柏原ニュータウン
- 狭山28:稲荷山公園駅~住宅入口~狭山市駅西口
- 狭山28-1:稲荷山公園駅~住宅入口~狭山市駅西口~新富士見橋~西武柏原入口~柏原西~中央公園前~西武柏原ニュータウン
- 狭山28-2:稲荷山公園駅~住宅入口~七夕橋~新富士見橋~西武柏原入口~柏原西~中央公園前~西武柏原ニュータウン(西武文理の通学時間帯に運行。)
- 狭山28系統は、一時期運行休止期間を経て、1987年に運行再開された路線である。運行休止前は平日(月曜~金曜、土曜)の朝夕のみの運行であった。狭山市駅と西武池袋線の最寄り駅を結ぶ、運行㌔が短く、運賃が安く、比較的定時運行を保っている路線である。但し、稲荷山公園の桜の花見シーズンは、ダイヤが乱れる事が多いので注意が必要であろう。
西武柏原ニュータウン近くにある私立学園の通学者が狭山市駅から大勢乗車する為、狭山28のメリットを活かし、かつ池袋線沿線からの利用客の便宜を図る事を念頭に、狭山28-1系統が1992年4月に開通した。当初は平日・土曜のみの運行であったが、数年前のダイヤ改正により、休日にも運行される様になった。柏原沿線住民の通勤通学の足としての利用はあまり考慮されていない様で、アットランダムに運行されているかの様なダイヤである。
柏原地区の住宅造成が進み、狭山24-2系統:狭山市駅~柏原ニュータウン~柏原北(後に柏原北折返し場迄延長)と言う路線が開設され、(二代目)狭山23系統:狭山市駅~柏原ニュータウン~柏原北~霞ヶ関団地~笠幡駅~笠幡折返場という路線に役目を譲ったが、(二代目)狭山23系統も、現在運行の新狭11系統等に柏原北以北の運行の任を譲っている。
[編集] 狭山市駅~入間市駅線
- 狭山27:狭山市駅西口~狭山病院前~鵜の木~入間黒須団地~入間市駅
狭山28系統が運行再開する迄、新宿線と池袋線をショートカットする「動脈路線」であった。現在も利用客は多く、運行本数も左程減らされてはいないが、中型車での運用となっている。途中通過する国道16号の渋滞が激しく(狭山27系統が通過する区間は、片側1車線となってしまう)、少しでも機動性を良くしようとの趣旨だからでは? と、察する。入間黒須団地バス停は、かつて狭山警察署と言う名称で、「狭山警察なのに、入間市にある」不思議?な警察署であった。(広義の解釈をすれば、「狭山茶」の名産地・旧入間郡地方と、両方の解釈は出来るが。)
一時期、飯能営業所管轄の時期があった。
[編集] 笠幡線
従来は狭山市駅発着だったが、いるまがわ大橋の開通によりルートが変更された。
- 新狭11:新狭山駅北口~至誠病院~西武柏原ニュータウン~柏原北~かすみ野~笠幡駅~笠幡折返場
- 新狭11-1:新狭山駅北口~至誠病院~西武柏原ニュータウン~柏原北~かすみ野
- 新狭11-2:新狭山駅北口~至誠病院~西武柏原ニュータウン
[編集] 扇町屋団地線
- 藤01:武蔵藤沢駅~西武グリーンヒル~入間扇町屋団地~入間市駅
- 藤02:武蔵藤沢駅~西武グリーンヒル~入間扇町屋団地
武蔵藤沢駅を発着する唯一の路線である。扇町屋団地までの折り返し便をメインに運行している。この系統は、もともと藤沢駅~西武グリーンヒル間で運行されていたが、扇町屋団地の完成に伴い1983年9月1日に延長されたものである。
[編集] コミュニティバス
[編集] 狭山市茶の花号
[編集] 入間市てぃーろーど
- 入間市役所を拠点に3路線運行している。
[編集] 日高市せせらぎ号(イースト)
[編集] (旧)狭山営業所時代に担当していた路線
- (初代)狭山23 狭山市駅西口~新富士見橋~上広瀬~根岸新道~根岸坂上~日高カントリークラブ前~高萩~高萩駅~日高団地入口~森戸新田~高倉~鶴ヶ島小学校~脚折(すねおり)~坂戸駅
- 狭山19 狭山市駅西口~新富士見橋~上広瀬~根岸新道~豊水橋~霞橋~(←豊岡町←)~入間市駅
- 上記の2路線は1994年1月、(旧)狭山営業所が川越営業所に統合される際に、廃止された。
- 狭山32 狭山市駅西口~市役所入口~狭山市役所前~富士見~井戸窪~西武狭山台ハイツ~狭山台二丁目~狭山台団地 (出入庫)
- 当初は狭山32の系統番号はつけられていなかった。1994年の(旧)狭山営業所廃止時、川越営業所に統合・移管されたが、2002年の狭山営業所開設で狭山市駅西口への出入庫の必要性がなくなり、廃止されている。
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