入間川 (荒川水系)
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入間川(いるまがわ)、名栗川(なぐりがわ)は、埼玉県を流れる荒川水系の一級河川(約63km)である。
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[編集] 地理
名栗大橋で、入間川と名栗川に名称が別れるが、県では「入間川(清流 名栗川)」としている。 飯能市内の湧水を源流とし、狭山市を通る。さいたま市と川越市の境あたり(上江橋南)で荒川に注ぐ。また、源流へは、飯能市内キャンプ場で二又に分かれる。埼玉県飯能市大字上名栗を、入間川起点としている。その上は、さらに分かれ、突き止めることは難しい。また、狭山市には、入間川という、住所がある。
[編集] 歴史
古くは荒川が当時の利根川に合流しており(ほぼ現在の元荒川の流路)、入間川は単独で現在の隅田川の流路であった。1629年荒川の付替えがされた。江戸では、火災が多発し、木材が足りなくなった。 そこで、入間川を使い、名栗村から大量の木材を運んだ。又その木材を、江戸の西の川から運んだこともあり、「西川材」というようになった。
[編集] ダムと湖沼
- 有間ダム
- その他
[編集] 橋
- 新上江橋(国道16号外回り)
- 上江橋(国道16号内回り)
- 入間大橋
- 釘無橋
- 落合橋(国道254号)
- 平塚橋
- 雁見橋
- 川越橋
- 入間川橋梁(東武東上本線)
- (JR川越線)
- 初雁橋
- 入間川橋(関越自動車道)
- 八瀬大橋
- いるまがわ大橋
- 狭山大橋(狭山環状有料道路)
- 昭代橋
- 新富士見橋
- 本富士見橋
- 広瀬橋
- 豊水橋(国道299号)
- 新豊水橋(国道299号 - バイパス)
- 中橋
- 入間川橋梁(西武池袋線)
- 上橋
- 阿岩橋
- (JR八高線)
- 加治橋
- 飯能大橋
- 矢久橋
- 割岩橋
- 岩根橋
- 二ノ瀬橋
- 石原橋
- その他
[編集] 関連項目
- 入間川町 - 1954年まで埼玉県入間郡に存在した町。現在は狭山市の一部。また、西武新宿線狭山市駅の旧称も入間川駅と言った。
- 入間市博物館・アリット - 2004年に4市1村合同企画展「入間川再発見!」を開催。