自由民主党政務調査会

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自由民主党政務調査会（じゆうみんしゅとうせいむちょうさかい）は自由民主党の政策部会である。

[編集] 概説

自民党国会議員と総裁が委嘱した学識経験者をもって構成され、党の政策調査と政策立案を担当し、審議決定をする。自由民主党が政策として採用する議案は、政務調査会の議を経なければならない。政務調査会と部会は全会一致が原則である。

必要に応じて審議会、調査会、特別委員会等を設けることができる。

政務調査会の決定は速やかに役員会及び総務会に報告し、決定される必要がある。

また党内の参議院内の機関として参議院政策審議会を置く。

[編集] 部会

内閣部会
国防部会
総務部会
法務部会
外交部会
財務金融部会
文部科学部会
厚生労働部会
農林部会
水産部会
経済産業部会
国土交通部会
環境部会

[編集] 政務調査会長

政務調査会長は政務調査会の運営を担当する。政調会長という略称が多く用いられる。幹事長、総務会長と合わせて党三役と呼ばれる。党の総合戦略調整機関である役員会に参加できる。

任期は1年であり、任期途中で辞職した場合は新任者の任期は前任者の残任期間までである。総裁が新たに選任された場合は在任期間に関わらず、政務調査会長の任期は終了となる。

自由民主党政務調査会長
水田三喜男	1955年-1956年	大野派
塚田十一郎	1956年-1957年	石井派
三木武夫	1957年-1958年	三木･松村派
福田赳夫	1958年-1959年	岸派
中村梅吉	1959年	河野派
船田中	1959年-1960年	大野派
椎名悦三郎	1960年	岸派川島系
福田赳夫	1960年-1961年	岸派福田系
田中角栄	1961年-1962年	佐藤派
賀屋興宣	1962年-1963年	無派閥
三木武夫	1963年-1964年	三木･松村派
周東英雄	1964年-1965年	池田派
赤城宗徳	1965年-1966年	川島派
水田三喜男	1966年	船田派
西村直巳	1966年-1967年	佐藤派
大平正芳	1967年-1968年	前尾派
根本龍太郎	1968年-1970年	園田派
水田三喜男	1970年-1971年	村上派
小坂善太郎	1971年-1972年	大平派
桜内義雄	1972年	中曽根派
倉石忠雄	1972年-1973年	福田派
水田三喜男	1973年-1974年	水田派
山中貞則	1974年	中曽根派
松野頼三	1974年-1976年	福田派
桜内義雄	1976年	中曽根派
河本敏夫	1976年-1977年	三木派
江崎真澄	1977年-1978年	田中派
河本敏夫	1978年-1979年	三木派
安倍晋太郎	1979年-1981年	福田派
田中六助	1981年-1983年	鈴木派
藤尾正行	1983年-1986年	福田派
伊東正義	1986年-1987年	宮澤派
渡辺美智雄	1987年-1989年	中曽根派
村田敬次郎	1989年	安倍派
三塚博	1989年-1990年	安倍派
加藤六月	1990年-1991年	安倍派
森喜朗	1991年-1992年	三塚派
三塚博	1992年-1993年	三塚派
橋本龍太郎	1993年-1994年	旧小渕派
加藤紘一	1994年-1995年	旧宮澤派
山崎拓	1995年-1998年	旧渡辺派
池田行彦	1998年-1999年	旧宮沢派－加藤派
亀井静香	1999年-2001年	村上･亀井派
麻生太郎	2001年-2003年	河野Ｇ
額賀福志郎	2003年-2004年	橋本派
与謝野馨	2004年-2005年	無派閥
中川秀直	2005年-2006年	森派
中川昭一	2006年-	伊吹派