自由時報
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自由時報(じゆうじほう)は、台湾の四大新聞のひとつ。1980年4月17日に設立された。
創設者は林栄三。発行人は呉阿明。スローガンは「台湾優先、自由第一」。新興財閥の「聯邦グループ」に属している。
四大新聞の中でも中国時報と聯合報は中国との統一を目指す泛藍派なのに対し、自由時報は台湾独立を目指す泛緑派の立場を取っている。 そのため多くの泛緑支持者が購読している。
[編集] 歴史
- 1946年12月12日 - 自由時報の前身である「台東導報」が創刊する。
- 1948年12月12日 - 経営状況がよくなかったため台東県の国民大会代表である陳振宗が発行人となり「台東新報」に改名して新たに発行を始める。
- 1950年10月11日 - 損失があまりに大きくなったため休刊を宣言する。
- 1952年7月12日 - 国民党台東県党部主任委員の呉若萍により復刊する。
- 1961年元旦 - 販売範囲が花蓮と台東の2県に限られていたため広告収入に苦しみ、ついに廃刊を宣告する。
- その後、「遠東日報」として再び復刊し、さらに1978年には「自強日報」に改名して発行地を台東から彰化に移す。
- 1980年4月17日 - 聯邦グループが「自強日報」をニュー台湾ドル4000万元で買収する。
- 1981年1月1日 - 「自由日報」に改名し、正式に中部地区の地方新聞となる。
- 1986年9月15日 - 台北県新荘市に本部を移す。
- 1987年9月 - 「自由時報」に改名し、全国展開の新聞に発展する。
- 1989年 - 本部を新荘市から台北市南京東路に移す。その後台湾の大手新聞社のひとつに成長する。
- 2004年10月 - 台北市内湖区瑞光路の現社屋に移転する。