第2回選抜中等学校野球大会
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出場校 | 12校 |
優勝 | 愛媛県立松山商業学校 |
試合数 | 11試合 |
選手宣誓 | --- |
総入場者数 | --- |
本塁打数 | --- |
第2回選抜中等学校野球大会は、1925年(大正14年)3月31日から4月4日までの間、兵庫県西宮市の甲子園球場で行われた選抜中等学校野球大会である。
目次 |
[編集] 出場校
- 横浜商(神奈川県、2年連続2度目)
- 長野商(長野県、初出場)
- 愛知一中(愛知県、2年連続2度目)
- 市岡中(大阪府、2年連続2度目)
- 甲陽中(兵庫県、初出場)
- 第一神港商(兵庫県、初出場)
- 和歌山中(和歌山県、2年連続2度目)
- 島根商(島根県、初出場)
- 広陵中(広島県、初出場)
- 高松商(香川県、2年連続2度目)
- 松山商(愛媛県、2年連続2度目)
- 鹿児島一中(鹿児島県、初出場)
[編集] 大会概要
第2回大会からは、新設された甲子園球場に移って開催された。今大会より選考委員会が組織され、選考方針と方法が確立された。また、大会で活躍した選手に対する個人賞各賞が設けられた。
[編集] 試合結果
[編集] 1回戦
- 松山商 4 - 3 広陵中
- 第一神港商 12 - 2 長野商
- 高松商 15 - 0 市岡中
- 愛知一中 11 - 2 島根商
[編集] 2回戦
- 松山商 13 - 5 横浜商
- 甲陽中 5 - 2 第一神港商
- 高松商 5 - 3 和歌山中
- 愛知一中 3 - 2 鹿児島一中
[編集] 準決勝
- 松山商 7 - 3 甲陽中
- 高松商 3 - 1 愛知一中
[編集] 決勝
- 松山商 2 - 0高松商
(松山商)森本-中村 (高松商)宮武-神田
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | |
高松商 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 |
松山商 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 3 | 0 | X | 3 |
高松商は5回表1死1,2塁から暴投と捕逸で2点を先制。松山商は6回まで宮武の速球とカーブに手が出なかったが、7回裏2死満塁から1番中川が中越え三塁打を放ち、一挙に逆転した。高松商は8回表にも好機を作ったが盗塁死でつぶし、連覇を逃した。
[編集] 関連項目
高校野球 | |
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選抜高等学校野球大会 | 全国高等学校野球選手権大会 |
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1915 | 1916 | 1917 | (1918)中止 | 1919 |