秋桜の空に
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秋桜の空に | |
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ジャンル | 学園恋愛ギャグコメディ |
ゲーム | |
ゲームジャンル | 恋愛アドベンチャーゲーム (メーカー公称:) 笑いと涙の癒し系AVG |
対応機種 | Windows95/98/Me |
必要環境 | CPU:MMX Pentium 166MHz相当以上 メモリ:32MB以上 HDD:200MB程度 |
推奨環境 | メモリ:64MB以上 |
ゲームエンジン | 独自エンジン |
修正パッチ | update3 2002年5月14日 |
開発元 | Marron |
発売元 | ホビボックス |
プロデューサー | 竹井10日 |
メディア | CD-ROM 1枚 |
プレイ人数 | 1人 |
発売日 | 2001年7月27日 |
販売価格 | 8800円(税込) |
売上本数 | 不明 |
レイティング | EOCS18禁 |
インタフェース | マウス・キーボード |
コンテンツアイコン | 指定なし |
キャラクター名設定 | 主人公のみ変更可 |
エンディング数 | 5 |
セーブファイル数 | 31 |
セーブファイル容量 | 約70~100KB |
クイックセーブ | なし |
クイックロード | なし |
コンテニュー | あり |
画面サイズ | 800x600ピクセル |
音楽フォーマット | CD-DA |
キャラクターボイス | なし |
バックログ | なし |
CGモード | あり |
音楽モード | あり |
回想モード | なし |
メッセージスキップ | 既読 あり 未読 あり |
オートモード | あり |
その他 | メーカー通販特典・携帯ストラップ 互換システムあり |
小説: 秋桜の空に ~奈々坂の門~ | |
著者 | 竹井10日 |
イラスト | カバーイラスト:岩館こう 挿絵:依澄れい |
出版社 | Softgarage |
掲載誌 | 書き下ろし |
レーベル | ケイエスエスノベルズ |
発売日 | 2002年6月30日 |
巻数 | 全1巻 |
漫画: 秋桜の空に アンソロジーコミック | |
作者 | アンソロジー |
出版社 | Softgarage |
掲載誌 | 描き下ろし |
レーベル | SOFGARE COMICS |
発売日 | 2003年5月30日 |
巻数 | 全1巻 |
ドラマCD: ドラマCD 秋桜の空に | |
制作 | HOBiRECORDS |
脚本 | 竹井10日 |
演出 | かばやつよし |
発売元 | Marron・HOBiRECORDS |
販売元 | HOBiRECORDS |
レーベル | HOBiRECORDS |
発表期間 | 2003年1月17日 – 2005年1月14日 |
販売価格 | 本編各巻 3570円(税込) 外伝 2940円(税込) |
売上本数 | 不明 |
レイティング | 指定なし |
枚数 | 第1期シリーズ 全3巻 外伝 全1巻 第2期シリーズ 全3巻 |
その他 | 全巻購入特典ドラマCDあり |
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『秋桜の空に』(こすもすのそらに)は、Marronより2001年7月27日に発売された18禁恋愛アドベンチャーゲーム作品およびこれを原作としたライトノベル作品、アンソロジーコミック作品ならびにドラマCD作品である。
目次 |
[編集] 概要
Marronのデビュー作である。ブランドによる公称ジャンルは「笑いと涙の癒し系AVG」であるが、どちらかというと「笑い」に比重が置かれている。終盤を除き、とにかくギャグの連発でストーリーが進行する。一方で、その設定および終盤の展開から「逆『ONE』」などとも称されることもあり、泣きゲーとしての性格もある程度持ち合わせている。本作はブランドデビュー作であることもあって前評判はそんなに良くなかったが口コミで人気作となり、ノベライズ・アンソロジーコミック・ドラマCDが発売された。特にドラマCDは18禁ゲーム原作作品としては非常に豪華な声優陣かつ外伝・全巻購入特典を除く全巻が2枚組というボリュームで、しかも足掛け2年で7巻にわたる長期シリーズとなった。さらに2002年8月にはMarron作品(といっても当時は本作しか発売されていなかったのだが)オンリーの同人誌即売会「クリケット」まで開催されている。なお、本作のオリジナル版はバグが多く、またWindows2000/XPなどのNT系OSでは正常に動作しないため、NT系OS対応や音声がないためフルボイス化といったリメイクの要望も多い。また、有志による互換システムもいくつか作られている(中にはLinuxやPocketPCで動くものなど移植と言ったほうが正しいようなものまである)。システム面では問題点が多いが、キャラクター面ではダダ甘・姉萌え・ツンデレといった要素を盛り込み、後の作品に大きな影響を与えた作品である。
[編集] スタッフ
[編集] 主題歌
- OPテーマ 『さよならを空に』 作詞・竹井10日、作曲・編曲・LOOM、歌・YUIKO
- 挿入歌 『癒』 作詞・竹井10日、作曲・編曲・LOOM、歌・YUIKO
- EDテーマ 『Everlasting Flower』 作詞・竹井10日、作曲・編曲・LOOM、歌・YUIKO
注意 : 以降に、作品の結末など核心部分が記述されています。
[編集] あらすじ
新沢靖臣は奈々坂学園の2年生、自称「運動にスポーツに青春を燃やす、心優しいナイスガイ」[1]。事情があって両親と離れ、かつて祖父の家だった家で一人暮らしをしているが、ひとつ上の幼馴染である桜橋涼香(すずねえ)や、愉快なクラスメートたち、彼を慕うかわいい後輩などに囲まれて楽しい学園生活を送っている。しかし、靖臣には彼と涼香しか知らない秘密があった。両親と離れた理由にもつながるその秘密のため、靖臣は誰かと深く結びつくことを躊躇するようになっており、そのことに涼香も心を痛めていた。
文化祭が目前に迫った秋の日、いつもと少し違う学園の中で、靖臣と周囲の関係も徐々に今までと変わり始める。初めて心の底から愛する人を得て、その先に彼を待つものとは・・・。
[編集] 登場人物
カッコ内の声優はドラマCD版での出演者である(原作は音声なし)。なお、以下の解説の一部に関しては原作者の竹井10日公認の同人誌初出のものを含む。
[編集] メインキャラクター
- 新沢靖臣(にいざわ やすおみ、声・緑川光 ※幼少時・横手久美子)
- 主人公(名前変更は可能)。奈々坂学園2-B。常に突飛な言動・思考をするトラブルメーカーで、「何をしでかすか分からない奈々坂学園伝説の学徒」と呼ばれている。ネーミングセンスが独特。ベッドや布団が苦手であり、家の中でもハンモックで寝ている(文化祭準備の合宿にもハンモックを持ち込んでいる)。彼自身はまったく気づいていないが、すさまじくもてる。中学時代は水泳をしていて、中学記録も持っていたが尊敬していた武彦の死が元で今は水泳からは遠ざかっている。得意技は幼児風うそ泣きで涼香にダダ甘えること。自分の身を守るためなら、人前でも平気で甘えられる。
- 桜橋涼香(さくらばし すずか、声・桑島法子)
- 奈々坂学園3-A。家は靖臣の家の隣で、靖臣からは「すずねえ」と呼ばれている幼馴染。とにかく靖臣を甘やかし、靖臣が呼べば当然、それどころか靖臣が来てほしいと念じれば駆けつけてくる。一見完璧に見えるが、一度に3人以上に注目されると謎の言動をしだす極度のあがり症。靖臣の事に関してはちょっとワガママでヤキモチやきな一面もある。またケーキには目がなく、ケーキがからむと靖臣すら巻き込むほどに人が変わる。「だぞっっっっっ!」など「っ」をやたら溜めてしゃべり、「くすくす」という笑い方をし、機嫌がいいと謎の歌を歌う。怒らせると「お姉ちゃんパンチ」が飛んでくる(ただし靖臣限定)。ちなみに10月3日生まれで作中冒頭で誕生日を迎えることになるのだが関連イベントはこれといってない。実は自身が原因を作ってしまった幼い頃のある事件がきっかけで靖臣の事で心を痛めている。ダダ甘の元祖であり、2003年頃から顕著になってくる姉萌えの先駆的存在である。このため、本作を「姉ゲーの源流」とみなす向きもある。また、Marronの次作『お姉ちゃんの3乗』はこのすずねえのダダ甘・姉萌え路線を継承・発展させた作品である。
- 佐久間晴姫(さくま はるひ、声・池澤春菜)
- 奈々坂学園2-D[2]で、靖臣とは同級生だが別のクラス。3人しかいない女子水泳部の部長。髪型がツインテールであるにもかかわらず、泳ぐときもそのままである。靖臣からは「はるぴー」と呼ばれているが、そう呼んだり胸がつるぺたであることを指摘したりすると即座に怒り「絶対死ね」の口癖とともに膝蹴りをかましてくる。海外留学に行った顧問の門脇先生の代わりに女子水泳部のコーチを引き受けた靖臣をある理由で毛嫌いしている(何とか自分のコーチを受けさせようとして靖臣がからかうからだけではない)が・・・。なお、ツンデレの語源であるとしてよく挙げられるが、語句の成立には深く関わっているものの厳密には「語源」ではない(詳しくはツンデレの項の歴史の節を参照)。また、この系統のキャラとしては意外にも料理がとてつもなく(それなりにうまい涼香すらうならせるほどに)うまかったりする。そばめしが好きで9月1日生まれ。
- 楠若菜(くすのき わかな、声・田村ゆかり)
- 奈々坂学園2-B。靖臣とは1年の時からのクラスメイトで、教室の席は最前列で靖臣の席の隣。靖臣からは「カナ坊」と呼ばれている。話すときには語尾に「カナ」をつけて2回繰り返すのが口癖で、靖臣から「2回言うな」とよくつっこまれる。家は金持ちではあるが、靖臣・初子・忠介とトラブルメーカーぞろいの中では常識人である。ドラマCDでは「変身魔法少女マジカルカナ坊」として活躍?したりもする。病弱なため身長139cm・体重29kg、また2月29日生まれでもある。そのため入退院を繰り返しているが、それにもめげず逆に入院自慢や「入院中に仕入れたおばあちゃんの知恵袋」を披露したりしており、彼女のこの境遇を知る人々からは尊敬されている。栗が大好き[3]だが、栗ようかんは邪道らしい。
- 尼子崎初子(あまこざき ういこ、声・川上とも子)
- 奈々坂学園2-B。靖臣とは1年の時からのクラスメイトで、若菜とは大親友。教室の席は靖臣の席の後ろ。一応「ういっち」という愛称があるがあまり使われない。跳ね髪・眼鏡・爆乳(3桁いっているとも言われているが本人は否定)と三拍子そろった美少女だが、奇抜な思いつきで行動する靖臣以上のトラブルメーカー(靖臣同様、ボケもツッコミもこなせる)で、商店街では「暴れん坊ういちゃん」と恐れられている。1年の頃は演劇部に所属していた(人数不足により廃部)。奈々坂神社の一人娘で、よく巫女姿で出歩いたりしている。好きな食べ物は梅干し、10月20日生まれ。
- 小泉ひより(こいずみ ひより、声・皆口裕子)
- 奈々坂学園出身で、現在は21才で一ツ坂大学の3年生で児童文学を専攻している。教育実習生として母校にやってきて靖臣達2-Bをもち、「ひよ先生」「ひよひよ」と呼ばれる。担当教科は国語。鞠音の姉で見た目は美人の大人の女性なのだが、しっかり者の妹とは違いかなりのドジっ娘である。「くしゅ~」が口癖で、笑うときは「くしゅふふふ~」、くしゃみは「くしゅん」となる。お尻が大きいのが特徴とされていが、指摘されると凹む。「パンダは強い」と思い込んでいて、頭だけパンダの着ぐるみをしていることがある。あまり目立たないが、芋が好物で1月15日生まれである。
[編集] サブキャラクター
- 小泉鞠音(こいずみ まりね、声・山本麻里安)
- 奈々坂学園1年。女子水泳部に所属しており、靖臣からは「鞠音」「まりぽん」と呼ばれている。靖臣と涼香とは中学からの付き合いで、2人の仲を気にしていたりする。中学時代は水泳部のマネージャーをしていた。ドジな姉のひよりとは違い、しっかり者で礼儀正しい体育会系である。涼香を尊敬していて、涼香の「くすくす」笑いを真似ていたのが変化した「くすすす」という笑い方をする。間が悪く不憫とも言わているが、数多い登場人物の中で唯一ドラマCD全巻のジャケットに描かれている。プリンが好物。
- 野々宮美影(ののみや みかげ、声・南央美)
- 奈々坂学園2年。靖臣とは別のクラスで、女子水泳部に所属。靖臣からは「ののむー」と呼ばれている。しゃべり方はかなりのスローペースで、頭にいつも(泳ぐときですら)コスモス星丸を乗せている。何を考えているのかよく分からないところがあり、突然「結婚してください」と口走ったりする。小説版では教育実習生として登場。
- コスモス星丸(こすもす ほしまる、声・南央美)
- 美影がいつも頭に乗せている猿であるが、その姿はとても普通の猿とは思えない。人語を解し、美影は星丸と普通に会話をしている。「実は宇宙猿」「美影と融合している」などとも言われるが、実態は全く不明。靖臣いわく「食べ物として見られているフシがある」。ちなみに名前の元ネタは国際科学技術博覧会のマスコットキャラクター「コスモ星丸」であると思われる。
- 姉倉子鹿(あねくら こじか、声・釘宮理恵)
- 原作ではひよりシナリオのみに登場するキャラクターだったが、ドラマCDでは主役にまでなった人気キャラ。不良中学生にからまれていたのを靖臣に助けられ、以後小学生であるにもかかわらず奈々坂学園に毎日やってきてはひよりの考えたあの手この手で靖臣にアタックをかけてくる。話すときには語尾に「風味」をつける。耳年増なところがあり、「女の子がそんな下品なことを言うな」と靖臣によく怒られる。
- 江ノ尾忠介(えのお ちゅうすけ、声・子安武人)
- 奈々坂学園2-Bで、靖臣のクラスメイト。常に学生服の上から(体操服の時でさえも)白衣を羽織って、しかもモノクル(単眼鏡)をかけている。自称マッドサイエンティストで、いつも怪しげな実験をしている。実は2-Bの級長だったりする(といっても単に誰も立候補しなかったため、山寺先生が勝手に決めただけであるのだが)。小説版では教育実習生として登場。
- 真田武彦(さなだ たけひこ、声・井上和彦)
- 靖臣や鞠音の中学時代の先輩で、靖臣からは「武彦さん」と呼ばれていた。独自に研究した真田流水泳術を確立した天才選手だったが、3年前に他界。靖臣の性格に大きな影響を与えた人物でもある。
- 山寺先生(やまでらせんせい、声・井上和彦)
- 奈々坂学園教師。2-Bの担任で、ついつい拝みたくなるような言動から生徒達からは「和尚」と呼ばれているかなりの人徳者。そのホームルームは「説法」、授業は「読経」と呼ばれており眠る生徒が続出する。
- 楠璃奈(くすのき りな、声・井上喜久子)
- 若菜の母親で、靖臣のことを気に入っている。靖臣からは「カナ坊おかん」と呼ばれている。
- 紀藤姫子(きとう ひめこ、声・ひと美)
- 初子シナリオのみに登場するチョイ役だが、ドラマCDにも登場。靖臣とは1年のときのクラスメイトで、同じ中学出身の初子を経て靖臣とつき合おうとした。天使系の美人らしい。
- 姉倉弥絵(あねくら やえ、声・こおろぎさとみ)
- 子鹿の母親だが、子鹿にそっくりで小学生に見間違えられるほど若い美貌の持ち主。宣伝CMでは娘の子鹿に対抗し「フレーバー」(風味の英訳)を使用。
- 野並祥子(のなみ しょうこ、声・横手久美子)
- 鞠音と同じく靖臣が中学時代に所属していた水泳部のマネージャー。涼香と同級生だが、現在は別の学校の生徒である。
- 尼子崎源三(あまこざき げんぞう、声・広瀬正志)
- 奈々坂神社の神主で、初子の祖父。
- 西園寺由香(さいおんじ ゆか)
- 奈々坂学園2-Bで、靖臣のクラスメイト。靖臣からは「ゆかりん」と呼ばれている。席は靖臣の隣(靖臣から見て若菜の反対側)。ドラマCD未登場。
- 練馬かすが(ねりま かすが)
- 小説版に登場。八坂原学院出身で、大学で靖臣と涼香に出会う。また、中学の頃に晴姫と同級生だった(後に晴姫が引っ越す)。靖臣からは「ねりー」と呼ばれている。世話焼きもちである。
- この節は、書きかけです。加筆、訂正して下さる協力者を求めています。
[編集] 関連作品
[編集] 小説
- 秋桜の空に ~奈々坂の門~(ケイエスエスノベルズ刊・2002年6月30日初版・ISBN 4-87709-577-2)
[編集] アンソロジーコミック
- 秋桜の空に アンソロジーコミック(SOFGARE COMICS刊・2003年5月30日初版・ISBN 4-921068-95-X)
[編集] ドラマCD
いずれもHOBiRECORDSより発売。こちらも竹井10日が自らシナリオを手がけているため、原作と同じくギャグ路線が強いシリーズである。
- 第1期シリーズ
- ドラマCD 秋桜の空に ~空色の涼香~(2003年1月17日発売、品番・HBDC-001)
- ドラマCD 秋桜の空に ~水面の晴姫~(2003年3月14日発売、品番・HBDC-002)
- ドラマCD 秋桜の空に ~新緑の若菜~(2003年5月23日発売、品番・HBDC-003)
- ドラマCD 秋桜の空に外伝 ~秋桜の海に~(2003年8月29日発売、品番・HBDC-004)
- 第2期シリーズ
- ドラマCD 秋桜の空に ~ひなたの子鹿~(2004年3月12日発売、品番・HBDC-007)
- ドラマCD 秋桜の空に ~そよ風のひより~(2004年8月27日発売、品番・HBDC-010)
- ドラマCD 秋桜の空に ~虹空の初子~(2005年1月14日発売、品番・HBDC-012)
- ドラマCD 秋桜の空に ~涼香の卒業~(全巻購入特典の非売品)
- スタッフ
- フルバージョンは『秋桜の海に』に収録されている。また、『新緑の若菜』のみ主題歌は原作のEDテーマ『Everlasting Flower』の田村ゆかりバージョンである。
- 制作・販売 HOBiRECORDS
- 特記事項
- 一部の巻はコミックマーケットで先行販売された。
- 毎回リリース前にHOBiRECORDSのWebサイトで宣伝CMが公開されたが、毎回その中身は宣伝とはかけ離れたものであった。
- 『新緑の若菜』の宣伝CMでは台本の公募企画がなされた。
- 竹井10日はシナリオのみならず、声優として出演もしている。
- 『空色の涼香』で収録レポート漫画を依澄れいが描いている。
- 『新緑の若菜』に篤見唯子、『虹空の初子』に竹本泉がブックレットイラストを描いている。
[編集] 補足事項
- Marronの次作『お姉ちゃんの3乗』は本作と同じく奈々坂が舞台である[4]。また竹井10日は現在制作中の新作『ひまわりのチャペルできみと』も本作とリンクしていると雑誌のインタビューなどで発言している。
- オリジナル版ではロード時に「ロードは成功しました」という他ではなかなかお目にかかれない奇妙なメッセージが表示される(互換システムでは省かれていることが多い)。
- きゃんでぃそふとの『姉、ちゃんとしようよっ!』の柊海は性格はもとよりポーズや謎の歌を歌ったり、さらには「真空お姉ちゃんパンチ」など、本作の涼香のパロディ的な要素が見られるキャラクターである。
- 07th Expansionの『ひぐらしのなく頃に』の竜宮レナの語尾を2回繰り返す話し方は本作の若菜のパロディではないかという指摘があるが、真相は不明である[5]。また、きゃんでぃそふとの『つよきす』にもあるシーンでの対馬レオと楊豆花のやりとりに関して同様の指摘があるが、こちらも真相は不明である[6]。
- 同人ゲームサークルいつものところの作品『月華の鬼士』のアップグレードディスク『ゲッカノキシPL+US』に本作のキャラクターが登場している。
- 2006年5月6日放送のフジテレビの深夜バラエティ番組「くるくるドカン~新しい波を探して~」で、ツンデレが取り挙げられた際に本作の晴姫がツンデレ代表キャラとして挙げられていた。ただし、Marron公式サイトの掲示板の書き込みを見る限り(竹井10日は「人から聞いて初めて知った」と発言している)、事前許可等は取っていなかったようである。
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク
- 公式関係
- 互換システム配布元
- ↑ ドラマCDの宣伝CMより。ただし実際は帰宅部で、CM中では晴姫からツッコミを入れられる。
- ↑ ドラマCDでは2-Cとなっている。
- ↑ ブランド名にちなむ設定。
- ↑ 制作スタッフ自身の手による両作がクロスオーバーする同人作品も存在する。
- ↑ 昆虫のヒグラシの鳴き声に由来するのではないかという説もある。
- ↑ 前述の竜宮レナのパロディではないかという説もある。
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